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この国の「相互発達段階」エリート: 大谷翔平 (彼は、野球界の ”レオナルド・ダ・ヴィンチ” に相違ない)

ドジャースの一員の一人として、代表として、もらったと思っている

「シーズンもそうですし、ポストシーズンも、ワールドシリーズも、そのぐらい (MVPは) みんなで掴み取ったものだ、と思っています」


システムと協力の概念(デミング)

システムには、システムを構成する個々の要素間の相互作用(フィードバック)によって、まるで1体の生き物が、その定常状態を維持しようとするために自動的に行動を強制するような内的な制約が生まれます。システムのアウトプットを決定するのは、個々の要素ではなく、この定常状態です。
組織を含むシステムで言えば、組織の成果の質を向上させる鍵を握っているのは、個々の部署や従業員、プロセスの足し合わせではなく、その相互作用であり、個々の従業員というよりは、組織の構造なのです

管理者や経営者はシステムをマネージしなければなりません。全ての人が違うことを理解し、その相互作用をマネージするのです。これは人を順位づけたり、階層分けするような意味ではなく、すべての人のパフォーマンスは、その人たちが働く組織のシステムに大きく影響されており、つまりマネジメントの責任に大きく支配されているという意味です

システムは意図で動きます。システムを導くには目的がなければなりません。経営者は、将来のあるべき姿を念頭に置いて、組織のシステムを設計しなければなりません。個々の要素とその相互作用が共通の目的を達成するために協力し合うとき、組織はシステム全体として最適化され、大きな成果を上げることができるのです。
デミングは、問題の原因が特別なもの(システムの外)のものは6%に過ぎず、その他94%はシステムに起因するもの、つまり、管理者や経営者、マネジメントの責任であるとしています

「デミングのマネジメント論」より