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財務省の皆さん: 自らの「悪意」を糺しなさい

貴省の 悪意 1: 「財政破綻」 と 嘘をつく

国(= 公的セクターの全体)に 財政破綻 はない

「財務省亡国論(高橋陽一著)」より 一部改変

貴省の 悪意 2: 増税収を 私益 に充てる

誰が、どのような利益のために、財政破綻や国債暴落を主張しているのか?

一つは、財務省だ。ただし、これは表では絶対言わない。こっそりとウラで言うのである。前提として、財務省は一貫して「増税派」と思っておいて間違いない。その理由は、税金をたくさん集めて財政再建したいから、ではない。じつは増税すると財務省の予算権限が増えて、各省に対して恩が売れて、はては各省所管の法人への役人の天下り先の確保につながるからだ

驚いたかもしれないがこういう思惑があるからこそ、財務省は「いつだってスキあらば増税したい人たち」なのである

財務省亡国論(高橋陽一著)」より

貴省の 悪意 3: 「経済成長」 は させない・許さない

① 通貨発行量 を絞り続ける

「財務省亡国論(高橋陽一著)」より 一部改変

② 公共投資 を抑え込む

「財務省亡国論(高橋陽一著)」より

③ 社会的割引率 を 高いまま放置する

本来の割引率は期間に応じた市場金利であり、海外では市場金利の変動に応じて、ほぼ毎年見直すのが当たり前だ

アベノミクスで公共投資を大いに出して、経済成長できればと思ったのだが、財務省の抵抗はものすごいものがあり、詳しくは後述するが、”インチキ”プライマリーバランスを見せられて、御用学者を使った戦線を作られ、ダメだダメだと言われ続けた。そこを破るのがとにかく大変で、国債の金利にそろえた 社会的割引率 まで行き着くことができなかった。最後にどうにかたどり着いたはずなのに、「やります」と言われたのち、ずっと放っておかれてしまった

アベノミクスを批判する人はいるが、私の感覚からすると残念だが実は半分ぐらいしか出来ていない。財務省の抵抗がとにかくすさまじかったのである
日本が経済成長できなかった真相は、これだ

財務省亡国論(高橋陽一著)」より

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