この国に生を受けた女性たち 2
(縄文・弥生・古墳)時代の遺跡・遺物には、精神的に豊かで、創造的にすら生きた女性たちの証に満ちています
それらと直に接していると、縄文から古墳時代までの 1 万年を超える時間の中でこの国に生を受け「性差の自然」に随って生きた女性たちは、今を生きる「自己主導段階」女性を悩ませる 疑念・焦燥 からは無縁だったのでは? と感じるのです
「女性の生き方」探し、「理想の生き方」探し、それに「自分探し」
出産・育児とキャリアとのあいだの板挟み
経済的自立への希求
男女の「平等」への希求
フェミニズムへの傾倒
”個人事業主”、”男性の所有物” や ”ジェンダーロール” 等の、覚めた自意識
自信の欠如や、生の孤独感
老いへの恐怖