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Andyの学びマガジン2023_014「あなたの壁打ち相手は誰?」

「Andyの学びマガジン」第14弾!
Andyコーチが日々情報収集する中で見つけた記事やレポート・論文を補足知識や考えとともにご共有します。

本記事はメンバーシップ「Salon de Andy for Managers」メンバーの特典記事です。
※メンバーシップに参加されてない方も購入すれば閲覧できるようになっています。

ぜひみなさんが感じたこと・考えたことコメントでシェアくださいね!

今回のテーマは、
あなたの壁打ち相手は誰?
です。


マネジャー・経営層になるほど孤独?

Andyコーチは本業でも副業でもマネジャー・経営層の方と会話する機会が多いです。
本業では、自分の所属する組織や会社の経営層、取引先の経営層など。
副業では、コーチングのクライアントである会社経営されている方、マネジャーの方と関わっています。

マネジャーや経営層の方と会話し、その方の関心事に関する記事や感じたことなどを共有することがあります。そうすると、Andyコーチの想定外にとっても喜んでもらえることがあるんです。
なぜそんなに喜んでもらえてるのかを会話する中で聞いてみると、口をそろえてこうおっしゃるんです。

こういう風に考えを広げてくれる人がいないんだよね

Andyコーチの行動がその方の役に立ったのは嬉しいことなのですが、同時に大きな課題を感じました。

マネジャーや経営層など立場が上がっていくほど、社内に相談相手・壁打ち相手がいなくなる
孤独を感じつつも毅然とふるまっている。

マネジャーや経営層に壁打ち相手がいないと起きること

でもマネジャーや経営層がこの状態が続くと次のようなことが起きるのではないかと考えます。

①第二領域の推進が遅れる

日々業務をする中で、暇だな・・・という日はなかなかないのではないでしょうか。
Andyコーチも暇な日はありません、むしろ次々と大小さまざまな業務が発生して、ゆっくり先のころを考える時間をとることは難しいことがほとんどです。

皆さんは、時間管理のマトリックスと呼ばれるものを知っていますか?
業務を緊急度と重要度の2軸で考えるものです。

緊急かつ重要な事:第一領域
緊急ではないが重要な事:第二領域
緊急だが重要ではない事:第三領域
緊急でも重要でもない事:第四領域

マネジャーや経営層の方も、そしてチームメンバーも日々第一領域・第三領域に追われていることと思います。
ただ、会社や事業の将来や戦略を練ること、投資をしていくことなど、急ぎではないけど重要な事はマネジャー・経営層のメインのミッションにもなるはずです。

1人でも計画的にしっかり時間をとって熟考し行動に移せる方は問題ないことでしょう。
でも、この第二領域はだれしも後回しにしがちです。
1人で進めようとすると、どうしても第二領域の推進が遅くなってしまうのです。

だからこそ、後回しにしない仕組みが必要になってきます。
壁打ち相手と会話する時間を定期的にとり、考えを言語化する時間をとると、第二領域を定期的に進めることができるようになります。

②組織のレベルがマネジャーや経営層のレベル以上にはならない

Andyコーチが今まで書いてきたnoteの中でも何度も触れていますが、チームで働く醍醐味は「一人ひとりの強みを発揮し相乗効果を出すこと」です。

もちろんカリスマ性あふれる方もいらっしゃると思うので、一概には言えないですが、ほとんどのマネジャーや経営層が第二領域を1人で考えるより、ほかのメンバーも含めて考える方が良い案が出てて来るはずです。

マネジャーや経営層が1人で経験できること、学べることには限界があります
だからこそ、日々の業務の中で様々な観点を持ったメンバー、様々な領域を学ぶメンバーの知恵を借りてこそマネジャーや経営層のミッションを果たしていくことができるのではないかと考えます。また、あなたがメンバーに壁打ちをすることで、メンバーの視座も次第に上がって成長につながることでしょう。

1人で進めている以上、組織はマネジャーや経営層のレベルを超えることはありません。


あなたの壁打ち相手は誰ですか?
今回は、マネジャーや経営層の孤独や壁打ち相手をテーマとする記事をご紹介します。

記事①:経営者の孤独に向き合う

事業、労働人口減少、IT・AI、メンバーのモチベーション、SDGs…
経営者に求められていること・経営者が考えなければいけないことは年々増えていると言われています。

何とかしなきゃと1人でもがいている経営層・マネジャーの皆さまにご覧いただきたい記事です。

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