🇮🇹WWOOF体験記②｜「ヨーロッパの農場を探す方法」

WWOOFは、ホスト農場の選び方や準備次第で経験が大きく変わります。この記事では、私がホスト農場を探した方法と、気をつけたポイントについて紹介します。

WWOOFの概要はPart1↓

WWOOFでホスト農場を探す方法と気をつけたいポイント

WWOOFの公式サイトで検索
WWOOFに参加するためには、公式サイトからメンバー登録を行う。登録後、WWOOFのプラットフォームを使ってホスト農場のリストにアクセスできるようになる。WWOOFは国ごとに登録が必要で、登録料もかかるため、最初に国を一つか二つに絞り込んでから、ホスト農場を探し始めると効率的。
自分の興味やスケジュール、場所に合ったホストを見つけるために、以下の点に注意して検索しました。

１、ホストを探す際ときに自分にとって大事な条件を考える
私の場合は、トスカーナの気候と景色が大好きだったので、行きたいエリアはすぐに決まった。ホストを探す際には、「電車でのアクセスが良いこと」、「自転車が貸してもらえること」、「街が近いこと」など、自分にとって大事な条件を考えた。その結果、トスカーナにあるたくさんの農場の中から、希望に合う一つの農場が見つかった。

女子一人で海外の農場に行く場合には、自分の安全を確保することが大切です。農場によっては、駅や空港からのアクセスが悪く、車で送り迎えをしてもらわないと行けない場所もある。私は、初めてのWWOOFで何があるかわからなかったので、街が近く、タクシーを呼んだり、自転車で駅にすぐ行けたりする場所にあるホスト農場を選びました。何かあったときにすぐに移動できる手段を確保しておこう。

２、ホストのプロフィールをよく読む
各ホストはプロフィールに農場の規模、提供する仕事の内容、宿泊施設の詳細、食事や文化的な側面を紹介している。レビューも確認して、他のWWOOFerの経験を参考にしよう。レビューが全くないホストはリスクが高い。また、滞在先が決まってから、ホストとビデオ電話をすると安心。私は、Whatsappでホストとやりとりして、一度電話をした。

３、滞在期間
ホストごとに求める滞在期間やスキル、条件が異なるため、滞在したい期間や自分のスキルに合ったホストを選ぼう。数日から受け入れてくれるホストもあれば、数ヶ月など長期滞在する人しか募集していないホストもある。揉め事がおきないように、連絡する段階から自分のスケジュールを伝えよう。どれぐらい滞在したいかわからなければ、短めの期間を約束し、向こうについてから延長してもらえるか聞いてもいい。

４、他に誰がいるのか、どこに泊まるのか
ホストとの事前のやり取りで、「他にどんなWWOOFerがいるか」「ルームシェアの有無」も確認しておくことが大切。私はイタリア語が全くできなかったので、英語が通じるホストを探した。私のホストはスイス人の女性で、英語のネイティブだったため、コミュニケーションが取りやすく、仲良くしてもらえた。

私が滞在していた期間には、アメリカ人の大学生が2人一緒にWWOOFをしていた。私ともう一人の女の子は、馬小屋を改装した家に泊まり、男の子はラッキーなことにホテルのゲストが泊まる部屋を使っていた。こうした情報も事前にホストに聞いておくことで、滞在中の安心感が増す。

５、仕事内容を聞く
ホストを探す際に一番大事なのは仕事内容の確認だ。私は身長155cmの女子大生なので、体力に限界があり、重労働は避けたかった。1日のスケジュールや作業内容をホストと事前にしっかり確認して、自分に合った働き方ができるかどうかをチェックすることが必要。

WWOOFのホストは、海外から来る若いボランティアと交流し、農園で一緒に時間を過ごしたいと考えている優しい方が多い。でも、中には農作業の人手が足りない時期にWWOOFerを無料の労働力として扱おうとするホストもいるという話も聞く。そういったトラブルを避けるためにも、出発前にホストとしっかりコミュニケーションを取り、期待される役割や仕事内容を明確にしておくことが重要です。

まとめ

コミュニケーションは十分にとる
出発前に、ホストと詳細な話し合いをすることで、期待される役割や日々のスケジュールを確認しよう。質問や不安が少しでもあれば、遠慮せずに聞くことが大事。特に女子一人で行く場合には、滞在先の情報をできるだけ収集して、安全を確保しよう。

自分の限界を理解する
WWOOFでの仕事は多岐にわたりますが、体力やスキルに合わないこともあります。無理をせず、自分の体調や限界を把握しておくことが重要。ホストに対しても、自分ができることとできないことを事前に伝えるとスムーズ。

生活面での違いを尊重する
WWOOFは異文化交流の側面も強く、現地のホストの生活習慣や価値観に触れる機会です。ホストファミリーのライフスタイルを尊重し、柔軟に対応しましょう！