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キャリアの逆算思考とインターン
中学の時からの思い
私は中学生の頃から、学校での勉強スタイルに違和感を覚えていました。
私はビジネスや経営について興味があったので、そういった勉強をしたかったのですが、学校では5教科がメインの勉強がほとんどでした。
やりたいことがあるのに、それを学ぶ環境や機会がない。もしかしたらあったのかもしれませんが、当時見つけることはとても難しかったと感じます。
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また、中学・高校ともに、受験やテストで使うことが目的とされていて、社会で実践的に活かすことがあまりない勉強が多かったと感じています。
本来、「高校や大学に入った後」「会社に入った後」に活かしたり、自分の人生の選択肢を増やして豊かにするためのものが「勉強」だと思いますが、「テストで点をとる」という目的になってしまっているのが現状です。
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コミュニケーション力やリーダーシップ、問題解決能力が必要と言われている社会と、学生時代の「知識詰め込み型」の授業は、乖離が生じてしまっていると思います。
なので、モチベーションを保つということが非常に難しいと思います。
このような経験・思いを一度でも抱いたことがある方は多いのではないでしょうか?
受験は「ここに行く!」という目標がありますが、希望の高校や大学に「入ること」が目的になってしまい、入ったあとに目標を見失いがちです。
学校でも、「なぜこれを学ぶのか」という目的を理解してから勉強に取り組む必要があると思います。
まして、「やりたいこと」や「将来の目標」が見つかっていない人が大半なので、5教科だけでなく、色んな分野に触れて視野を広げることが大事だと思います。
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もちろん先生によるトップダウン形式の教育にも良い点はあります。
そのスタイルが合う人もいますし、公平に教育の機会があることは確かです。
しかし、ただ知識を詰め込むのではなく、「体験」を通しながら学んでいくことがとても重要だと考えています!
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例えば、教室でノートを取りながら勉強するスタイルだと、あまり記憶に残らないですし、大人になって覚えているケースは少ないでしょう。しかし、理科の実験や課外活動などで学んだことは経験値として定着し、記憶に残っているケースが多いかと思います。
さらに、「バイト」でも同じ話ができると思っています。バイトで仕事内容を学ぶときは、基本的に座学ではなく、実際に仕事をやっていきながら覚えていくと思います。
このように、実際に体験することが大事であると考えています。
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進路選択についても、ただ「偏差値が高い学校へ行く!」「有名大学に行く!」「とりあえず大企業に入る!」などという理由では、いずれ進路先のミスマッチが生まれたり、やりがいがなくなったりしてしまうケースが多いです。
このことから、「自分は将来こうなりたいから今この勉強をする」「これを学びたいからこの学校に行く」などのように、将来から逆算して進路を決めることが、ミスマッチやモチベーション低下を起こさないためにも大切だと考えています。
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大学生でも…
私は三重県出身で、2024年の4月から大学生となり、名古屋で一人暮らしを始めました。そこで様々な「環境」があることに刺激を受けました。
ピッチコンテストや人材育成プログラム、起業家講演イベントなどなど、私の周りにはなかった刺激的な環境でした。
こういったコンテンツを体験できる環境や、新たなものに触れる機会をもっと増やし、「かつての僕」のように、求めている人に届けなくてはいけないと感じました。
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自分が大学生ということもあり、私が中学生の時から抱いていた課題意識を大学生に当てはめてみました。
すると、やはり「就活」というものがターニングポイントとなり、悩んでいる学生が多く見られました。
実際に、経済産業省によると、3分の2が大学生後期に進路を決めているとのことです。
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さらに離職率を見てみると、就職後3年以内の離職率は
・新規高卒就職者38.4%
・新規大卒就職者34.9%
となっていました。
値は今後も上昇していくものと考えられています。
<新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)を公表します>
厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000177553_00007.html
そして、新卒者の主な離職理由として、期待と現実のギャップによるものが多いです。
つまり、「とりあえず良い企業入ろう」「就活の時に頑張ったら良いや」ではミスマッチが生じてしまうわけです。
そこで、私は将来について考える機会にもなって、スキルアップもできる
”インターン”に注目しました。
インターン
実際に経済産業省も、学生のキャリア育成、企業の採用課題どちらについてもインターンを積極的に活用する必要があると導いています。
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インターンといっても、1Dayのものから長期のものまでありますが、中でも学生が就職したときに、不安を低減させるためにも、より実践的な「長期インターン」に注目しました。
また、大学生がバイトで稼ぐ人が多い中、長期インターンでスキルアップしながら収入も得るという選択肢も広げてほしいと思います。
さらに、大手安定志向の学生が多い中、長期インターンはベンチャーに多いので、ビジネスの肌感もより感じられるでしょう。
日本だと、インターンと聞くと短期のイメージが強いと思いますが、
海外では長期が当たり前で、インターンをすることが当たり前(文化)となっている国がほとんどです。
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しかし、インターンは「就活のときに行くもの」「敷居の高いもの」と見られがちです!それもあってか、就活生全体の長期インターン参加率は2~3%とも言われています。
また、長期インターンに参加したくても、学業との兼ね合いで時間が無かったり、選考で落ちてしまうこともあります。
さらに、業種も様々ありますが、学生が体験できる業務が限られている場合もあります。
このような課題に対して、大学生の自分に何ができるのかを考えました。
そこで、同じ学生目線で考えられるという強みを活かし、大学生のキャリアについての不安を軽減し、ミスマッチを防ぐことができるのではないかと考え、
”体験”を通して自分を見つけるソーシャルネットプラットホーム
「FIND TO DO 」を開発しています。
(ソーシャルネットプラットホームなんていう言葉はないですが、新しい概念を生み出そうという意味が込められています)
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FIND TO DO
インターン掲載サイトは他にもありますが、FIND TO DO では、まず学生に寄り添ってキャリアプラン作成の伴走をします。
現在ディスコードコミュニティを作っており、約100名(2025年2月10日時点)がいます。
そこで、学生が何をしたいのか、それに向けて何をすべきなのかとった自己分析のコンテンツや、将来についてゆるく考える会、また「やりたいこと」にフォーカスを当てたミニワークショップなどを設けています。
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そして、自分のビジョンが明確になった上で、自分の興味のある企業や業種にインターンに行くまでのサポートをします。
通常、企業はインターン生がすぐ辞めてしまったり、任せる業務が無かったりという不安がありますが、
FIND TO DO ではインターン生が実際に会社に「行く」ところまで同行するなど、アフターサポートをしていきます。
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インターンの業務内容は多岐にわたります。
主なものとして、「営業・SNS代行・動画編集・ライター・エンジニア・マーケティング・デザイン・企画立案」などなど。
共通点としては、会社の実際の業務を体験することができます。
しかし、営業だと「テレアポ何件!」など、精神的にもかなりきつい業務などがあったりします。
また、「企業からすればそもそも学生に任せる業務がない」などのお声もあるので、ますます敷居が高く見え、
結果として「やった方がいいインターンには手が出ない」となってしまうのです。
これこそが日本の賃金があがらなかったり、就労感の向上につながっていない原因の1つだと思っています。
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そこで、通常のインターンだけではなく、”学生広報員”という形でインターン生を送る仕組みを考えています。
学生広報員としての役割は、学生目線で企業の魅力を広報することです。
デジタルネイティブ世代である学生が学生目線で広報を行うことで、採用にも良い風を吹かせることができるなど、企業にとってもメリットしかないと思います。
また、学生広報員自身も、興味のある企業を深く知ることになるので、ミスマッチの軽減にも繋がります。
さらに、学生広報員だけでなく、プラットホームを利用するすべての学生が、企業の魅力を知ることができ、就活の時にも役立たせることができます!
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まとめ
・新卒生のうち、3年以内に3人に1人離職してしまう現状
・キャリアプラン作成の機会の不足
・やりたいことを見つけられない
これらは、労働人口減少、賃金低下が進む中で、「キャリア」という根っこの部分の問題だと捉えています。
このような社会課題に対して、学生起業家に向けて日々奮闘しています!
だからこそ、FIND TO DO ではまず、「体験」を通して自分を見つける機会を作っていきます!
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まだまだ右も左も分からない大学1年生ですが、応援よろしくお願いします!
人の夢と希望をブースターになる!