人生の後悔と目途は先に立たず
人が死ぬ前に公開すること第2位は
「働きすぎなければよかった」っということなのですが
ある程度の働いて出世して、ある程度の金銭的余裕があるから
この後悔を思うのであって
働きつづけてないと生活できない人達からすると
お金もないのに余暇の時間を過ごしても…とか
好きなことをやるお金もないってふうに思うのだろう。
生産年齢人口の前半にいる人々が
「働きすぎなければよかったって死ぬ前に後悔しないように」と
ライフバランスを考えて、ほどほどにしか働かなくなったら
仕事も趣味も全部中途半端になって
単純に幸福の総量が減りそうな気がしてるんです。
私の場合は働くっていうより
趣味の延長線上に仕事があって
仕事と生活を分けることができない。
やりたいことが商売の一部だったり
ライフワークバランスを考えるほどに
仕事しかしていないし
同時に趣味的な充実感も感じれている。
Youtubeの広告みたいに
「好きなことだけで食っていく」ほどキラキラしてないけど
得意なことが評価されて
好きな仕事を増やしていってる感じではあるが
こんなのは稀だとも思ってます。
我々は知っているものからしか選択できないし
目の前に並んでいても、知らなかったら認識してないんです。
ある程度お金を持っていないと選択肢にすら挙がらないことや
まとまった休みを取らないとい行けない旅行先もありますよね。
収入を得る方法は労働だけではないし、
すべての仕事が辛いものってわけでもない。
オンとオフを分けるように
メリハリをつけて生活をすることが正解なわけでもない。
仕事は真面目にやらなきゃいけないものっていうような
一度も疑ったことないような先入観を持っている限り
「働きすぎなければよかった」って死ぬ前に抱く後悔からは
逃れられないんだろうなって思う。
FIRE(経済的独立と早期リタイヤ)を目指している人たちは
どれだけ毎月積み立ててても
いつ死ぬかがわからないから
どれだけ積み立て続ければいいのか
労働をいつまで続ければいいのかがわからなくなる。
そしていつから貯蓄や積み立てを崩し始めれば
お金の不安から解消されて生活できるかわからない。
っていう悲しいジレンマに苛まれるようですね。
これはFIREを目指していない、
サラリーマンに置き換えても同じことがいえる気がしていて、
老後資金を積み立てるまでは我慢の日々だと思い続けて、
日々将来の不安をあおられるテレビやニュースから
いろんなことに対策をする必要性に駆られて
結局、老後の具体的な計画が立てられず
常に金銭的な不安から
今できることを全力で取り組めないで後悔につながっている
っていう気がして仕方がないんですよね。
多分、気を抜いたら自分もこれに陥りそう。
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