鈍すれば貧していき、衣食足りてようやく、礼節を知るんですね。

「衣食足りて礼節を知る」っていうけれど
これが真理過ぎて、ことわざや慣用句に畏敬の念すら抱くレベル。
類語で「鈍すれば貧する」って言葉もあるけど
事実、お金がないことに対する焦燥感が
認知的な知能指数を下げるってのが証明されていて、
貧乏になると、頭悪くなる、思考力が落ちるってことなんですよね。

さらに具体的に言うと、
栄養と睡眠が足りていないと、日々のパフォーマンスが落ちるってのは
当たり前のことのことでありながら、忘れがちですよね。

とはいっても、
ある程度の金銭的、肉体的、精神的な余裕がないと
栄養バランスが整った食事もまとまった睡眠時間も確保できない、
っていうのも事実であり、非常に難しい問題ですね。
さらに栄養が足りてないと
体調を崩しやすく、仕事を休む確率が高くなり、
収入が減り、より困窮状態に陥るという
悪循環が発生しますね。
こんな状態で車の運転なんてしようものなら
被害者を出し、負債すらつくってしまいかねない、
どん底を味わうのも想像に易い。

認知する力が低下しているっていうことは
現状を打開する施策を考えることはおろか、
自分のパフォーマンスが下がっていることにすら気づかないことも。
そうして閉塞感や劣等感に苛まれ、精神をむしばんでいくんでしょうね。

うわ。こわい。
だれかが言ってたことだけど(たしか斎藤一人先生の話)
不安や絶望感を抱いているときは
体を温めて、おなかを満たすことが
なによりも大切。
これがまさか、衣食足りて礼節を知るにつながる教えなんですね。

まさに今、困窮を極めているのであれば
栄養のある食事と暖を最優先で確保し
すこしでも助けを得られるように
ひねくれず、他人に嫉みを抱かず、
恩をあだで返したり、顔に泥を塗るようなことをしないよう
日々気を付けていけば、なんとかなるのかなって思います。

事実、私が困窮に落ちいた時に助けてもらえそうな方が年々増えていき
くいっぱぐれたとしても、なんとかなりそうだ。
ってすこしだけ過信しています。
もちろん、そういった状況に陥らないように最善を尽くします。

気づかない。というのは怖いものですね。
自分の判断材料のパラメーターが少なさにすら気づいていない人に
数百人は見てきました。
2024の締めくくりに、自分のことを振り返って見直してみては
いかがでしょうか。
とりあえず、栄養か。たしか学問のすすめにも生理学のことが
書いてあったはず。
もう一冊買ってこよ。

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