開店(起業から1ヶ月)と部下の話
起業前から準備やらしていたので開業に要した日数は実質1ヶ月半くらいですね。
これでも早いような気がします。
前任のおばあちゃんからの引継ぎが完了しているので、お弁当を作って売るだけ!やはり初めて商売をするので、ケチはいかん!と原価率を無視してボリュームのある弁当をイメージしてスタートしました。やはり手惑いますな。知人や友人、前の職場で残った従業員の皆様が大量に押しかけて製造が追いつかない状態・・・
弁当屋のくせに1時間待ちという恐ろしい話。まぁそれも初日だけだったけど。
みんな馴れない作業でヘトヘト。これが何年も続くのかと絶望したのを覚えています。もう1人の役員は「自分には無理だから辞めたい」と思っていたらしいです。
原価率について(販管費はもちろん除く)
単純に言えば、材料代。その材料代と売価の差額です。弁当屋にとって生命線。
これが高すぎると、現金がすぐになくなって倒産してしまいます。それでも私の会社では原価率を相当高く設定し、約55%で運営しておりました。
※お弁当屋さんの原価率は通常40%くらい
これは異常な数値であり、前任のおばあちゃんの売上規模では赤字になる数字でした。それでもお構いなしにガンガン売る戦略を打ちました。
理由はチラシやポスターよりも口コミの方が早い小さな町だったからです。
お陰様で初月の売上が前月(前任者)よりも25%上昇しました。苦労した甲斐がありました。税理士さんもこの状況に驚いておりました。
曰く「こんな小さな町でお弁当屋をやってもトントンか赤字かと思って正直期待していませんでした」と・・・失礼でしょ!笑
もう1人の役員の話
経営難で一緒に会社を退職した1人。性格は温厚で自分の信念で生きるタイプ。あだ名は「ファンタジスタ」。※今後もあだ名で登場させます。
突拍子もない行動や言動が多いからだとか、私の1つ年下で同じ時代を生きたのでジェネレーションギャップもないし、話のネタにもついてこれる面白いやつ。暇な時はくだらない話で盛り上がれる。唯一話が合う相手である。
ちなみに2つ名もあります。
ファンタジスタは「幻覚煉獄」←エレクトリックキャノン
私は「死と急報」←バロックチューズディ
と本当どうでもいいことばっかりネットで検索しては笑って過ごしておりました。
やってみたい方は検索で「2つ名メーカー」と検索して自分の名前を入れてみては
いかがでしょうか。笑えます。
とりあえず、ここまで。引き続き書かせていただきますね。では。