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気をつけて!面接中にこれが出たらやばい:現役人事が教える不採用のサイン10選

はじめに

私は外資系企業で、人事責任者として、様々なポジションの選考を年間300人以上行っています。

今回は、私の経験から「転職面接でこれが出たら高確率で不採用」というサインを危険度別に10個ご紹介します。面接中に挽回するのは難しいですが、面接官の態度や表情、話し方をよく見ながら話をすることは採用確率を上げることに繋がります。これを読んで、あなたの面接が成功につながることを願っています!

ちょっとまずいかな…危険度30%

①会話が短くなる

面接官の質問が最低限の内容に留まり、深く掘り下げない。また、何か返事をした時に「ああ、そうですか」くらいしか返ってこなくなると危険サインです。

②曖昧な返答が増える

面接官の質問に対する回答が明確でなく、曖昧になる場合、「採用しない人にそこまで詳細は言えない」と思っている可能性があります。

ただし、質問自体が難しい、採用するつもりでもまだ社外の人には言えない、といった場合もあります。

③面接後の連絡方法が曖昧になる

面接後の結果通知方法や連絡先が明確に説明されないと不安になるものです。あまり採用するつもりがない場合もありますが、結果連絡日程や方法については人事が担当していて、面接官には知らされていない場合もあります。

④自己PRや経験に対する評価が低い

面接官があなたの自己PRや経験に対して否定的なコメントをすることもあるかも知れません。

ただし、その反応を見ているということも多々あります。きちんとロジカルに反論できる場合は高評価に繋がります。

かなり危ない…危険度70%

⑤職務内容の説明が曖昧になる

特にHiring manager(応募したポジションの上司)が面接官の場合、具体的な職務内容や業務範囲が詳しく説明されないのは危険なサインです。

通常Hiring managerは、面接官の中でそのポジションのことを最もよく知っている人です。採用したいと思ったら、候補者が「期待している仕事をできるかどうか」という点を確認します。職務内容の詳しい説明がないということは、あなたにはあまり期待できないと判断した可能性が高いです。

⑥質問の回数が減る

面接官が最初の数回の質問以降、質問をほとんどしなくなるのは、期待値の低さの表れです。⑤にある通り、面接官があなたの能力をはかるのに質問をしないということはあり得ません。

なお、最初に数回質問するのはお互いの緊張をほぐしたり、会話の糸口としたりするためにあらかじめ準備していた質問であることがほとんどです。

⑦質問に対する反応が遅い

面接官の質問に対する回答や反応が遅く、興味を持っていない様子が見られるのも不採用のサインと考えて良いでしょう。

ただし、難しい質問や、あなたに誤解を与えるような回答をしたくない(=誤解を与えて入社を拒否されるようなことは避けたい)という心理が働き、慎重に回答することに時間を要することもあります。

お見送りほぼ確定…危険度99%

⑧時間を早めに切り上げる

面接が短時間で終わり、予定された時間より早く終わるのはほぼ間違いなく不採用のサインです。

面接官も忙しいので、不採用と決めたら決められた時間まで無理に使うことはありません。特に外資系ではこの傾向は顕著です。

逆に、採用をする可能性がある場合は、時間いっぱいまで色々と確認しますし、時間をオーバーすることもあります。

⑨入社時期や開始日が明確でない

あなたが入社時期や開始日について質問をしているのに、面接官がはっきりとした日程を示さないことがあれば、その時点で諦めた方が良いかも知れません。

入社日などは不採用の人には必要のない情報になりますので、伝えても仕方がないと考えている可能性が高いです。

⑩終わり際の挨拶が冷たい

面接終了時の挨拶が簡素で、次回面接や結果通知の話題が出ない場合、面接官は「この人には二度と会うことはない」と考えているはずです。

一緒に働きたいと思わない人に対しては事務的な挨拶で済まそうとするのは普通のことです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
ここに紹介したサインが一つ出たからといって不採用確定とは限りませんが、複数出たらかなりの確率で後日お見送りの連絡が来ます。

とはいえ、転職面接はマッチングが9割なので、自分にマッチした企業を探し続けましょう。たとえ100社の選考で不採用になっても、自分と合う企業を1つ探し出せばその転職はあなたにとっては成功と言えるのです。

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