悲報!「副業OK」「週休3日制」はあなたが思うほど良いことではなかった…
はじめに:「寛大な会社だ」は大きな誤り
近年、副業が許可されたり、週休3日制が導入されたりする職場が増えてきましたが、一見するとこういった会社は寛大で社員に優しいホワイト会社のように見えます。
しかし、その実態は必ずしも従業員にとって好都合ではないことも。本記事では、その裏事情を掘り下げてみます。
「寛大な会社」ではない現実
会社が副業を許可したり、週休3日制を導入したりしていることが、単純に寛大さの現れだと考えるのは甘い考えです。
経営側の思惑は「もっとお金欲しかったら副業してね」「そのためにも週の労働時間を減らす(=給与も減らす)からね」というものになります。
「時代の流れだから取り入れているのだろう」というのは半分当たりで半分外れです。時代の流れだから「副業OK」「週休3日制」という形になっているだけで、その裏には上記のような思惑があります。
働き方の変化
こういった経営側の考え方は決して最近出てきたものではありません。
経営者はできる限りコストを抑え、生産性を向上することが至上命題ですから、その時代に合わせた施策を考え出してきました。
会社員という身分でうまく生きて行くためには、そういった施策に逆らうのではなく、うまく乗っかることが必要になります。
会社員も付加価値提供できなければ生き残れない
いつまでも同じことしてたら下り坂
「私は今の仕事が好きだからいつまでもこの仕事をしていたい」
こんな人いますよね。つい「うんうん、わかる〜」って言ってしまいそうになります。
でも経営者にとって、いつも同じ仕事をいつもと同じようにしたいだけの人が提供する価値は下がり続けると思った方が良いです。
時代とともに企業が顧客に提供をするべき価値は変わります。当然会社員が会社に求められる価値も変わります。
それについていけない従業員は、経営者から見れば「お荷物」になってしまうのです。
あなたの価値がなくなれば、給与も減る
給与は、あなたの市場価値によって決まります。あなたの会社員としての市場価値は、あなたが会社の求める結果をいかに効率よく出せるかにかかっています。
従業員の価値がなくなれば、会社は給与を減らす方向に舵を切ります。副業や週休3日制は、会社が将来のリスクを軽減するために設けられた制度であることを忘れてはいけません。
では会社員はどうすれば良いのでしょうか?
自分の市場価値を上げるしかない
自分の市場価値を維持・向上させることが、副業や週休3日制の落とし穴を回避する唯一の方法です。
自分のスキルを磨いて、市場価値を高めることで、給与減額やリストラのリスクを回避できます。
あなたの市場価値を最大限認めてくれる会社を探す
市場価値を上げるためには、他の人が持っていないスキルや経験を身につけることが必要です。
その価値を認めてくれる会社に転職すれば、副業などしなくても十分な収入を得ることができます。
自分の強みを極限まで伸ばす
他人と異なる価値を持つことの第一歩は、自分の強みを極限まで伸ばして武器にすることです。
「誰でもできる仕事」に誰も高給は払いません。しかし、周りの人にはできない強みを身につければ、意外とあっさりと高給をもらえる仕事を見つけることができます。
会社員も二極化が加速する
自分の好きな仕事を裁量を与えられた状態で楽しみながら行うか
言われたからやる仕事を嫌々しながら、足りない給料を週末の肉体労働で埋めるか
極端に言えばこの2つのどちらかに集約されていく時代になっています。
「そんな話はまだまだ先の話」ではないことに気付き、明日から行動できる人だけが勝ち組になるのは火を見るよりも明らかです。
まとめ
副業や週休3日制は一見魅力的に見えますが、その裏には企業側の隠されたリスク回避があることを理解しましょう。
自分の市場価値を維持・向上させることが、これからの会社員には必要です。
価値を認められ、安定した給与を得ながら、自分の時間ももてるようになれば、副業などでさらに収入を増やすことも可能です。
まずは、独自のスキルや知識を磨き、自分の強みを極限まで伸ばして武器にすることを目指しましょう。