【お金の絵本#25】ハブラシのサミー
お金について子どもに教えたいけれど、時間もないし、どうやって教えれば良いか分からない、という方でも家庭ですぐにできる「絵本の読み聞かせ」。お金に関連する絵本をフィナンシェの会では紹介しています。
今回のテーマは「買ったものがゴミになる日」です。
ご紹介する絵本はこちら。
M G レナード (著)
ダニエル リエリー (イラスト),
青山 南 (翻訳)
出版社:化学同人
フィナンシェの会で何度も取り上げているプラスチック問題。みなさんは、身近なプラスチックがどこにあるのか、意識していますか? プラスチックストローやプラスチックバック(レジ袋)に関しては話題になっていますが、歯ブラシはどうでしょうか。毎月1本は使う歯ブラシもプラスチックでできています。
絵本は、プラスチックの歯ブラシであるサミーが捨てられた後、一緒に旅をするストーリー。ただ、それは私たちが経験するような旅ではなく、ゴミの目線での旅です。自分のお金で買い、自分のお気に入りになったものが、使われなくなった後にどうなるのか? 子どもと一緒に想像するきっかけになることでしょう。買い物をする際に、使わなくなった後のことまで考えることも、これからは必要な要素かと思います。
またこの絵本では、単にプラスチックごみを減らそう、だけではなく、今から私たちにできそうなアクションも示しています。ぜひ親子で読んで一緒にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
■ 読みながら子どもと話そう
・今、身近なところにあるプラスチック、何があるかな?
・プラスチックをゼロにすることは難しいけれど、パパやママが今できそうなことは何かある?(長く使う、違う素材のモノを使ってみる、買い物のときに考えるなど・・・)
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フィナンシェの会では、子どもと一緒にお金を学べる絵本をご紹介しています。過去に紹介した絵本はリンクからまとめてご覧いただけます。noteのフォローも宜しければぜひ ♪
たくさんの家庭や子どもたちに届けるため、可愛いイラストを使ったお金の紙芝居、海外事例の翻訳など、さまざまなコンテンツを作っていきたいと考えています!