チャレンジ ゴルフスクール9/22/2022
コーチがプロを目指す高校生と思われる若者に「ボールを打ちにいっては駄目」と、彼女にしては珍しくきつい口調で諭している。どういうことだろうと悪い頭で俺なりに考えてみる。
野球でもテニスでもボールが向こうから飛んできて、それに対してスイングする。コースや球種やタイミングやこちらの姿勢が一定ではない条件下でボールに対してリアクションすることになる。だが、ゴルフスイングは違う。基本的にボールは動かないので、必要なのはリアクションではなくアクション。野球で言えばプロレベルの選手が好きなコースと好きなタイミングを想定して素振りを繰り返せば、バットの軌道はほぼ寸分ないものになるはず。その軌道上にボールを置けばいい。例えばティーバッティングのようなもの、それがゴルフにおけるスイングだ。
というようなことを説明してるのではないか、と勝手に想像してみたので、俺もやってみる。ボールをあまり見ないで、その前後30cmを通過するヘッドをイメージして「振って」みる。決して打ってはいけない。
これがいい。特にロングアイアンとか難しいクラブのミスショットが格段に減る。とりあえず、これでやってみよう。
備忘として月曜のラウンドに向けて取り組むべきことを列挙しておこう。
クラブをロフト通り置いてからグリップする。結果、手は今よりも高くなる。身体は股関節で一回折るだけで、膝は自然に曲がるに任せる。軸を意識して、顎を引かない。グリップはオーバーラッピングからインターロッキングに変更し、右手と左手の一体感を確保。トップで左腕は顎の下、フォローで右腕が顎の下。ボールを打つことは考えずに、ボール前後をヘッドが通過するイメージで振る。
さて、このチャレンジはどうなりますやら。