スナック忘れな草~2023オークス後編・コンフィデンスマン~
■ 石川の隣に注意
2023年5月20日(土)午後6時
-東京都某区 スナック忘れな草-
スナック忘れな草の店内は、重苦しい雰囲気に満ちていた。今日の平安ステークスがかすりもしなかったというのも理由のひとつではあるが、それ以上に真一郎からのメールがそうさせていた。
午後5時半ごろ、ギョニ子が真一郎からもらったメールにはこう書かれていた。
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石川の隣に注意
邪馬台国はまかせろ
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「邪馬台国にまかせろ」は、「ウマのそら。」オークス編の「feat.見上愛」のことだろうとすぐにわかった。その動画から真一郎が何かをみつけたらしい。裏を返せば、「feat.佐々木蔵之」と「feat.長澤まさみ」はこちらに任せたということなのだろう。
問題は「石川の隣に注意」で、石川裕紀人騎手はオークスには騎乗がないことがギョニ子らを悩ませていた。
<5月21日(日)石川裕紀人>
東京01R 6-11
東京03R 6-12
東京04R 2-03
東京08R 2-02
東京12R 1-02
「隣に注意となると1番、2番、3番、4番、10番、11番、12番、13番。8頭も対象馬になっちゃうわ」
ギョニ子がふくれっ面で言った。マスターがうなずく。
「これら8頭ありきで『うまのそら』を見てしまうと、バイアスがかかってしまいます。石川騎手の謎解きはしんちゃんにお任せするとして、私たちはフラットな状態で動画を考察しましょう」
タコ社長もその通りだなとうなずき、ふたてにわかれて「ウマのそら」を考察することとなった。
お互いの声が聞こえないように、ギョニ子とタコ社長はテーブル席で、一方のマスターと麗子ママはカウンター内の椅子に座るかたちで、それぞれ話し合いを始めた。
■ エアグルーヴの「17」
「ウマのそら」の「feat.佐々木蔵之」を担当したのはマスターと麗子ママのほうだった。3本の動画のうち、唯一過去のオークス優勝馬が出てくるものなので、当然注目はエアグルーヴとなる。
「オーソドックスにエアグルーヴの戦歴を洗い出してみましょう」
そう言ってマスターはパソコンを操作した。
3歳新馬 2着(武豊)
3歳新馬 1着(武豊)
いちょうS(OP)1着(武豊)
阪神3歳牝馬S 2着(Mキネーン)
チューリップ賞 1着(Oペリエ)
オークス 1着(武豊)
「阪神3歳牝馬Sを2着なら、シンリョクカかしら?」
麗子ママの問いにマスターがうなずいた。
「そうなりますね。阪神3歳牝馬Sの騎手とオークスの騎手が異なっている点も同じです」
シンリョクカ
2歳新馬1着(吉田豊)
阪神JF 2着(木幡初也)
桜花賞 6着(吉田豊)
オークス (吉田豊)
「なんだか拍子抜けするくらい簡単だけど、何かほかにプラス材料はないかしら?」
麗子ママの疑問はもっともだった。マスターはパソコンを操作し、「3分で分かった気になる名馬」シリーズから、エアグルーヴが取り上げられたものを見つけ、パソコンで再生した。
「あ!」
動画の途中で声をあげたのは麗子ママだった。マスターもうなずく。
1997/10/26 天皇賞(秋)
1着:6-12 エアグルーヴ(武豊)
牝馬が秋の天皇賞制覇は「17年」振り
「佐々木蔵之介さんが回顧するのがエアグルーヴなのは、この『17』を強調したいからかもしれませんね。そして、エアグルーヴが勝ったオークスは第『57』回・・・」
「ごじゅうなな・・・ご・じゅうなな・・・リバティアイランドとの5-17かしら?」
麗子ママが珍しく興奮してうわずった声を出した。
「5-17で決まれば、エアグルーヴが1点サインを出していたことになりますね。『うまのそらfeat佐々木蔵之介』からは、シンリョクカ本命、対抗にリバティアイランドでいいでしょう」
■ 阿弥陀如来
マスターと麗子ママが「feat.佐々木蔵之」を考察しているころ、ギョニ子とタコ社長は「feat.長澤まさみ」の動画を見ていた。
「数字なら『3』が強調されているわね」
最初にギョニ子が動画の感想を述べた。
「そうだなぁ。あみだくじで決めた馬券の種類も『3連複』・・・3番、3枠、3番人気、前走3着・・・こりゃ絞り切れねえなあ」
タコ社長はそう言っておでこに右手を当てた。
「あみだくじをちょっと調べてみるわ」
目を閉じて何か考えているタコ社長の隣で、ギョニ子はスマホを操作した。ウィキペディアで「あみだくじ」を検索してみる。ウィキペディアの情報は100%正確とは言えないが、サイトが重くなくすぐ開けるため、とりあえずあたりをつけるのには好都合のサイトだ。
「あみだくじの『あみだ』って阿弥陀如来から来てるのね。へえ」
ギョニ子の声でタコ社長が目を開けた。深く考え込んでいるていを装っていたが、実は少し眠っていたのだ。
「ほ、ほう。阿弥陀如来さまか?」
「そうなの。阿弥陀如来に何かヒントがあるかもしれないわ」
ギョニ子のその声にタコ社長もガラケーを操作しだした。数分後、タコ社長が指をパチンと鳴らした。
「ギョニ子、これはおもしれえぞ」
そう言ってタコ社長は、ガラケーの画面をギョニ子に見せた。
「ええと、どの馬か忘れたけど、馬名の意味に光とか量とかあったような・・・」
首をかしげるギョニ子に、タコ社長は言った。
「ライトクオンタムだよ。馬名意味が『光量子』。シンザン記念は取らしてもらったからよう、覚えてたんだ」
「タコ社長やるう!長澤まさみの動画からは2番のライトクオンタムね!」
■ あみだくじの意味
タコ社長とギョニ子がカウンター席に座ると、マスターと麗子ママのほうもちょうど話し合いが終わったところだった。それぞれの見解を伝えあい、浮上した馬は3頭となった。
「feat.佐々木蔵之」
◎17番 シンリョクカ
〇5番 リバティアイランド
馬連1点なら第57回オークスより「5-17」
「feat.長澤まさみ」
◎2番 ライトクオンタム
「重ならなかったのはちょっと残念ね・・」
マスターたちの見解を聞き、ギョニ子が不満そうに言って腕をくんだ。
「あの・・・長澤まさみさんの動画も見てみたんだけど、あみだくじをやってるわよね?」
麗子ママが遠慮がちに話しだした。
「あみだくじって端から端まで道をたどるわけでしょ?ライトクオンタムが2番で、シンリョクカは17番。正逆2番の関係にあるわ」
「あああ!!それよそれ!阿弥陀如来から浮上するのはライトクオンタムだけど、『あみだくじ』だから反対の17番がゴール、つまり当たりってわけよ!」
「そりゃいいや!すっきり1頭に決まったじゃねえか!佐々木蔵之介からも長澤まさみからもシンリョクカってわけだ!」
タコ社長はそう言うと、カラオケで明石家さんまの『アミダばばあの唄』を歌い出した。
「あとはしんちゃんですね。見上愛の邪馬台国からもシンリョクカならいいのですが・・」
マスターがそう言うと、ギョニ子と麗子ママは深くうなずいた。
■ 三種の神器
2023年5月20日(土)午後4時
-東京都某区 某病院 言語聴覚療法室-
真一郎は言語聴覚療法室で、先輩言語聴覚士が軽度の認知症がある患者に対しリハビリをしている場面を見学していた。来週から担当させてもらう患者の一人で、70代の男性だった。真一郎のシフトは土日連休の週休二日制となる予定だが、今日は指導役の言語聴覚士の出勤日ということで、出勤を命じられていたのだ。
「やっぱり帰らせてもらえばよかったな・・」
あくびをかみ殺しながら、真一郎は思った。今週は岩手への長距離運転があり、役所や家裁での手続き、引っ越しの作業などもあり多忙だった。疲れている様子の真一郎に気づいた先輩言語聴覚士が、お昼休みに入る前に午後は休みますかと提案してきたのだが、せっかくなので最後まで見させてくださいと答えたのだった。
先輩言語聴覚士と認知症患者のフリートークは、歴史の話になっていた。真一郎の苦手分野だ。高校時代、世界史と日本史の時間は寝る時間と決めていた真一郎は、競馬のサイン読みにはまってから、しっかりと勉強しておくんだったと後悔したものだった。
「それで今は何の本を読んでいるのですか?」
言語聴覚士の問いかけに、患者が答えた。
「今は『邪馬台国の謎』という本です。なかなか面白いですよ」
「そうなんですね。どんな内容かよかったら教えてください」
「邪馬台国がどこにあったかについては、九州説と畿内説のふたつが有力なのですが・・・」
そこまで聞いた真一郎は一瞬で眠気が吹っ飛んだ。急いでメモ帳を一枚破り「ガスの開栓に立ち会うのを忘れていました。すみませんが帰らせてもらいます」こう書いたメモを言語聴覚士に渡す。
メモを読んだ言語聴覚士はOKサインを真一郎に送った。真一郎は目の前で両手を合わせるごめんなさいのポーズをして、静かに言語聴覚療法室を出た。ガスの開栓は水曜日には済んでいたのだが噓も方便だ。急いで「ウマのそら」の見上愛バージョンを見ないといけない。
病院を出てしばらく歩くとマクドナルドが見えてきたので入り、コカコーラゼロの氷なしSサイズを買い席についた。病院の近くなので先ほどの先輩に見られたらまずいことになるが、今は16時20分。終業は17時半なのでそれまでに出れば大丈夫だろう。
九州説と畿内説。これが「ウマのそら」見上愛バージョンを解くヒントのような気がした。何かと何かがつながりそうだ。掴もうとすると逃げていく糸をたぐるように、真一郎は頭を回転させた。
「3分で分かった気になる名馬」のメジロラモーヌ。どこかに登場していなかったか?YouTubeでJRAのサイトを検索すると、桜花賞の週に登場していることがわかった。そうだ、YouTubeとFacebookは連動しているから、Facebookにも登場しているはずだ。
Facebookのメジロラモーヌを見直すと、「3C」「4C」という表記が気になった。文脈からそれぞれ「3コーナー」「4コーナー」であるのはわかるが、普通はそんな表記はしない。競馬に関する記事だとはわからない状態で、「3C」という文字を見たときに、「3コーナー」だと分かる人がどれだけいるだろうか?
「3C」でググってみる。出てくるのはほとんどが「3C分析」だった。これじゃない。他の「3C」があるはずだ。
真一郎は今週見た他の動画を思い出してみた。「ダービータイムマシン」というコンテンツがあったはずだ。第90回日本ダービーを記念して、「タイムトラベルキャンペーン」が開催されており、「ダービータイムマシン」はその特設サイトの中のひとつだ。1930年代から2020年代まで、年代ごとに時代背景や主な優勝馬をあげている。
「ひとつずつ見ていくか・・・」
1930年代から2倍速で見ていく。「3C」がどこかにあったはずだ。1960年代の動画で、真一郎はあっと声をあげた。「3C」があったのだ。
「カラーテレビ、クーラー、車が徐々に普及し始め、人々の生活も社会も勢いある時代を迎えます」
動画内でこのようなナレーションがあった。「3C」だ。カラーテレビ、クーラー、車。それぞれの英語が最初の文字「C」であることから、「3C」が新三種の神器と呼ばれた時代だった。
真一郎はスマホを操作して、「三種の神器」を検索した。
ウィキペディアの解説だ。邪馬台国も歴史上重要なことだから、メジロラモーヌの記事であえて「3C」という表現を使ったのは、「三種の神器」、すなわち日本の歴史を暗示していたのだろう。
さて、メジロラモーヌが桜花賞の週に登場したのなら、桜花賞の「3分で分かった気になる名馬」も見ておく必要がある。真一郎は、桜花賞週の「3分名馬」ジェンティルドンナを見直してみた。次にnetkeiba でジェンティルドンナを検索。
「こ、これは!」
すぐにメジロラモーヌもnetkeibaで見てみる。調べるまでもなかったが、念のためだ。ビンゴだ。邪馬台国がつながったのだ!
真一郎は大きく息を吐いてからノートにペンを走らせた。ジェンティルドンナとメジロラモーヌがどう邪馬台国につながるのか。そして、邪馬台国から示唆される過去のオークス優勝馬は?
「邪馬台国・・・ふたつの有力な説・・・まだはっきりとはしていない・・・」
そうか!あの馬だ。いや、あの馬たちというべきか。真一郎はもう一度「3分名馬」メジロラモーヌを見て、メジロラモーヌの戦歴をnetkeibaで検索した。トライアルと本番をすべて勝った唯一の三冠牝馬。その6勝のゲートを紙に書きだしていく。そして今週のオークスで2つの枠を見る・・・
15分後、真一郎はギョニ子にメールした。短文なのに手が震えてしまい、3度書き直してから送信した。
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石川の隣に注意
邪馬台国はまかせろ
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■ 邪馬台国の謎
2023年5月20日(土)午後6時40分
-東京都某区 スナック忘れな草-
「石川の隣ってなに?」
真一郎がスナック忘れな草の店内に入ってきたのを見つけると、真っ先にギョニ子が言った。真一郎はまだ席にもついていない。
「あ、あれね。これだよこれ」
そう言って真一郎はお腹をさすって見せた。
「いやあ、新しい職場の健康診断で、腹囲がメタボ基準に引っかかっちゃって」
「石川の隣って福井・・つまりお腹周りの腹囲ってことだったの?!紛らわしい表現しやがって!!」
ギョニ子はそう言うと真一郎の首を両手で絞め始めた。生ビールを飲み始めていた真一郎は、あわててジョッキをテーブルに置き、ゴホゴホとむせた。
「ごめんごめん。みんな謎解き上手だから、わかると思ったんだよ」
「それはいいから本命は?見上愛の邪馬台国からなにが出てきたのよ?」
ギョニ子がそう言い、タコ社長、マスター、麗子ママも真一郎に注目している。
「シンリョクカだよ」
真一郎がそう言うと、みんなが拍手した。3本の動画から同じ馬が浮上したのだ。
「で、どういうわけだい、しんちゃん?」
いつの間にか左角からギョニ子の左に席を移動していたタコ社長がせかす。
「まずはこれを見てください」
真一郎はマクドナルドでノートに書いたものをみんなに見せた。
「3分で分かった気になる名馬」
桜花賞 ジェンティルドンナ
(オークス 川田将雅)
オークス メジロラモーヌ
(河内洋)
「今週の『3分名馬』メジロラモーヌは、桜花賞の週にFacebookとYouTubeに登場しています。こんな短期間で同じ馬が登場するのは珍しいことです。桜花賞の『3分名馬』も思い出してほしいということでしょう」
「面白い見解ですね。ジェンティルドンナとメジロラモーヌが、邪馬台国にどうつながるのでしょうか?」
マスターが言った。質問するかたちではあったが、表情からはもうすでにわかっているようであった。
「騎手です。ジェンティルドンナのオークスは川田将雅。九州の佐賀県出身。メジロラモーヌの河内洋は、大阪府出身です」
「九州説と畿内説ってわけだな!」
タコ社長が叫んだ。真一郎はうなずいて説明を続けた。
「その通りです。で、ここからが重要なのですが、九州説と畿内説、また、他にもどこどこ説はたくさんありますが、どことは特定されていない。つまり、決着がついていないんです。オークス史上、決着のついていないレースが一度だけあります」
「あああ!アパパネとサンテミリオン!1着同着ね!」
ギョニ子がそう叫ぶと、マスターが続けた。
「レースとしてはもちろん確定しているのですが、1着馬を一頭だけ決めるという意味においては、1着同着のために決着がついていない。そういうことですね?」
真一郎はおおきくうなずいた。
「アパパネ17番、サンテミリオン18番。JRAのホームページ上でも、数字の若いアパパネが上に表記されています。17番のシンリョクカ示唆でしょう」
「しんちゃんやるう!」
ギョニ子がそう言って真一郎の左頬にキスをした。少し照れながら真一郎が続ける。
■ コンフィデンスマンJP
「ええと、まだあるんです。メジロラモーヌの『3分名馬』で、史上初のパーフェクト三冠馬であることが紹介されています」
真一郎はノートをめくり次のページを示した。
メジロラモーヌ パーフェクト三冠
報知杯4歳牝馬特別 1枠02番
桜花賞 5枠13番
サンスポ4歳牝馬特別 7枠13番
オークス 4枠10番
ローズS 3枠04番
エリザベス女王杯 6枠13番
未出枠 2枠・8枠
「メジロラモーヌはトライアルと本番をすべて制した唯一の三冠牝馬です。ご覧の通りその6戦における未出枠は2枠と8枠。今年のオークスを見てみると・・・」
2-04 キミノナハマリア(三浦皇成)
8-17 シンリョクカ (竹内正洋)
「三浦と竹内がいます。三浦は三浦春馬、竹内は竹内結子。いずれも悲しい最期を遂げた俳優・・・プロモーションキャラクターのひとり、長澤まさみとの共演が最後の作品となりました」
映画『コンフィデンスマンJP』プリンセス編
(2020公開)
「コンフィデンスマンとは信用詐欺師のこと。大いに信用されているところで、人を裏切るわけです」
「リバティアイランドってわけかい?単勝1倍台のガチガチ人気。そりゃあ頭は固いって信用されてるよなあ!」
タコ社長がそう叫ぶと、ギョニ子が続いた。
「今週の『名馬の肖像』はベガだったわね。同じこと座の馬にハープスターがいるわ!」
2014 オークス
1着:5-09 ヌーヴォレコルト
2着:5-10 ハープスター
(桜花賞馬・川田将雅・単勝1.3倍)
2023 オークス
3-05 リバティアイランド
(桜花賞馬・川田将雅・前売最終オッズ 単勝1.4倍)
8-17 シンリョクカ
8-18(外)イングランドアイズ(母ヌーヴォレコルト)
「歴史は繰り返される。シンリョクカがリバティアイランドに勝っちゃうかもしれないわね」
麗子ママがそう言うと、マスターがうなずいて続けた。
「おりしも広島でG7サミットが開催されています。リバティアイランドは自由の象徴。自由は確かに認められるべきものではありますが、他国に原爆を落とす自由は認めるわけにはいきません」
真一郎が続けた。
「JRAは『邪馬台国』を出してきました。どこにあったか特定されていないわけですから、九州出身の川田将雅が1着だとまずいでしょうね」
真一郎のことばにみんながうなずき、スナック忘れな草の勝負馬券が決まった。
単勝:17番 シンリョクカ
馬単:17→5
3連複:(5.17)-3.4.11.12
3連単:17→5→3.4.11.12
枠連:3-8(押さえ)
※3着候補はメジロラモーヌのパーフェクト三冠で未出の2枠と、
本(郷奏)多が示唆するミッキー(ゴージャス)の6枠
スナック忘れな草
~オークス後編・コンフィデンスマン~
-完-