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ハイレゾオーディオ購入への道 基本編3⃣

ハイレゾオーディオ購入への道 基本編」、
ハイレゾオーディオ購入への道 基本編➁」の続編である。

サンプリング(標本化)

連続的な信号であるアナログ信号を離散的(ばらばらに散らばった状態)な信号であるデジタル信号へ変換することサンプリング(標本化)という。
標本化 - Wikipedia

サンプリング

サンプリング定理(標本化定理)

サンプリングしたデジタル信号を元のアナログ信号に戻す場合、どの程度の間隔でサンプリングすれば忠実に元の信号に戻せるかを示したものがサンプリング定理である。そのサンプリングする間隔をサンプリング周波数といい、元の信号に含まれる最も高い周波数の2倍を超える(ちょうど2倍ではダメ)サンプリング周波数なら正確に元のアナログ信号に戻せる。このサンプリング周波数をナイキスト周波数という。
標本化定理 - Wikipedia
標本化定理(サンプリング定理)とは - IT用語辞典 e-Words

量子化

コンピュータは、アナログデータを扱えないのでデジタルデータに変換する必要がある。データ量を減らすためにサンプリングしたデジタルデータを更に低精度の粗い数値に変換してすることを量子化という。
量子化 (情報科学) - Wikipedia

量子化

二進法

2倍ごとに桁上げし全ての数字を0と1でする数字を表す方法。
コンピュータの電子回路では電圧の高い低いを数値として1と0で表す。
十進法と二進法で数字を表す。
十進法-二進法
  1-1
  2-10
  3-11
  4-100
  5-101
  6-110
  7-111
  8-1000
  9-1001
 10-1010

二進法 - Wikipedia
二進法(にしんほう)とは? - goo国語辞書

ビット(bit)

二進法で用いられる数字の0または1。コンピュータが情報を処理するときの最小単位。
ビット - Wikipedia

量子化ビット数

アナログ信号からデジタル信号へ変換する際に、信号を何段階の数値で表現するかを示す値。この値が大きい程、元の信号に忠実なデータが得られるがデータ量は多くなる。

量子化ビット数 - IT用語辞典 e-Words

量子化ビット数(イメージ)

オーディオ

英語表記ではAudioで、音声や音響に関連する用語である。音楽やラジオ放送や映画のサウンドトラックといった人間の耳で聞くことができる音の全てを含でいる。また、音響機器、オーディオシステム、オーディオセット、オーディオ機器などの音楽を聴くための機器。
超初心者のための「オーディオって何?」 | Denon 公式ブログ

CD(オーディオCD(CD-DA))

音声等をデジタルデータにする際の単位時間あたりにデータを収取する頻度であるサンプリング周波数が44.1kHzで、この周波数の半分未満の22.05kHz未満がデータ化できる周波数。周波数が20kHz以上であれば、人間の可聴域を超えるため実質上問題なく音声を再現できる。

記録できる音の大きさの段階を表すのが量子化ビット数です。1Bit(ビット)なら2の1乗で2段階、2Bitなら4段階となりオーディオCDだと16Bit
65,536段階となり音声を65,536段階のレベルで記録している。

CD音源は「44.1kHz/16Bit」は「16Bit/44.1kHz」やと表記してサンプリング周波数と量子化ビット数を表している。

ハイレゾ

ハイレゾとは、ハイレゾリューションの略で、英語表記ではHigh-Resolutionです。ハイレゾは、元々パソコンの画像が通常の画像より、きめ細かく綺麗に表現さている時に使われていた高解像度という言葉だったが、オーディオの世界でも使われるようになり、CDを上回る情報量をもつ音楽データという意味で使われている。
超初心者のための「ハイレゾって何?」そもそも編 | Denon 公式ブログ
ハイレゾとは? | ハイレゾ・オーディオサイト | ソニー

ハイレゾリューションオーディオ

英語表記ではHigh-Resolution Audioであり、サンプリング周波数、量子化ビット数の少なくとも一方がCDを超えていて、もう一方がCD以上であればハイレゾリューションオーディオということになる。つまりCDと比べて高解像度の音源を再生する機器である。
ハイレゾリューションオーディオ - Wikipedia

日本オーディオ協会のロゴ(ロゴは下記のリンク参照)

ハイレゾ | 一般社団法人日本オーディオ協会
日本オーディオ協会の「Hi-Res AUDIOロゴ」 、Hi-Res AUDIO WIRELESS ロゴ 使用のスペック概要は下記の通り。
・アナログ処理:高域周波数性能:40kHz以上
(アンプ、スピーカー、ヘッドホン、イヤホン、マイクロホン等)
・デジタル処理:フォーマット:WAV、FLAC 96kHz/24bit以上
       入力IF、AD、DAなど:96kHz/24bit以上
・聴感評価:各社の規定にて実施



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