障がい者雇用で選ばれる人材とは
皆さん、面接を受けた時に「どんな人が選ばれるのだろう」と疑問に思ったことはありませんか?
「一般雇用だとなんとなく想像が付くけど、障がい者雇用だと思い当たらない」という方も多いのではないでしょうか。
障がい者雇用ももちろん、専門技術を要する仕事の場合は一般雇用と同じように、経験や資格が必要になる場合があります。
しかし、全ての仕事がそうとは限りません。
ここでは数多くの就職者を出し、数多くの職場定着面談を行ってきた筆者が考える『障がい者雇用で選ばれる人材』をご紹介したいと思います!
障がい者雇用で選ばれる人材になるための5つのポイント
① 勤怠が安定している
これは基本中の基本です。
どの雇用形態でも出勤日数が少ないと正社員にステップアップできなかったり、契約更新自体が危うくなってしまいます。
ただ勘違いしてほしくないのは<休んではいけない>というわけではありません。
有給休暇等の休みをとって、休む分には咎められることは基本ありません。
ここでの<勤怠の安定>は<スケジュール通りに出勤する>ということです。
② 障害や病気を理解することができている
これも①に繋がってきますが、自分のことをどれだけ管理できるのかということです。
会社は障がいに詳しい社員がいないケースが大多数です。
(最近では障がい者福祉の専門知識を持った人を指導者として雇用するケースも増えてきましたが)雇用する側としても「自分のことは自分で対処できる」というのは雇用をする上での安心感にも繋がります。
③ 連絡報告相談ができる
こちらも基本にはなりますが、とても重要なことです。
業務中の報告や連絡はもちろん、通院の相談や業務の相談…働いていると上司や同僚と連携を取らないといけない場面が多く存在します。
これらがスムーズにできることで、上司や同僚からの信頼を得ることができます。
④ 任された仕事を一生懸命行うことができる
こちらも当たり前ですが、とても重要です。意外に「同じ作業ばかりで疲れてしまいました」という方が多くいます。
その場合、本人は気づいていないと思っていても会社側には見透かされており、「途中で集中力を欠いてしまう様子が伺えます」というようなフィードバックを頂くことが多いです。
多くの場合、会社としては同じ作業でも集中力を切らさずに一定のぺ-スを保ちながら仕事を遂行できる人を求めています。
⑤ ステップアップしたいという意識がある
④にも繋がってきますが、やはり
「もっと仕事を早くできるようになりたい」
「今より多くの仕事を行えるようになりたい」
「リーダー職を行えるようになりたい」
と向上心がある方が会社としては雇用したいです。
私の見てきた会社では年間、もしくは半年間の目標を定めて、定期的に人事面談を行っているところもかなりありました。
すぐに目標が思い浮かばなくても大丈夫です。
でも現状維持のままではなく、少しでも「仕事ができるようになりたい」と意識することが大切です。
より豊かに、当たり前に人生を楽しめるように。
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