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ほぼ10年ぶりの英国滞在とその変化(リッツロンドン宿泊、プラダカフェ、スケッチ・アフタヌーンティー、美術館等)

 直近、英国に滞在した。とはいっても、ロンドンなのだが。

美術館以外はメイフェアとナイツブリッジ。リッツロンドンに宿泊し、美術館の周遊がメインだった。

食事は定番のSketchやプラダカフェ、リッツロンドンのアフタヌーンティーなどに行ってきたが、まぁー、こんなもんだよな。とは思うような印象。


リッツ・ロンドン(The Ritz London)

まずはリッツロンドン。空港から直で行きました。Fine Hotel & Resorts(FHR)で予約したのに何故か入室は12時ではなく、15時後からという鬼畜なスタート。到着は朝早く着いてしまったので、9時ごろ。時差ぼけがあるので、寝たかったものの、しょうがなく。。。

とりあえず、朝食を、と。円安も相まって、一人1万5000円の朝食。これはちょっと高いなーとは思いつつ、こちらはミシュラン一つ星のリッツレストラン。仕方ないかな。

SirまたはMadamと声かけしてくれます。小話もちゃんと行うのはさすがリッツ。

ちなみに、室内はこんな感じで、ちゃんとラグジュアリーな環境です。英国の一端に触れるような感覚でした。

食後はホテル内を闊歩。こちらはアフタヌーンティーの会場です。

そして廊下。豪華爛漫という言葉が当てはまります。

少し歩いてピカデリーへ。あぁ懐かしいなと思ってしまいました。

テート・モダン

そのあとはテートモダンへ。

セントポール大聖堂とノーマンフォスター設計のミレニアムブリッジ。ここは全く変化がありません。

マリーローランサンの作品がありました。当時はなかった気がします。最近だと、渋谷のBunkamuraがまだあった頃に展示もやっていたので行きました。

セザンヌの「庭師」

リキテンシュタインの作品。以前とはガラッと変わっています。

モンドリアンのコンポジションです。この辺りは変化ないかな。

リッツ・ロンドン ジュニアスイート

さて、リッツに戻ってきました。チェックイン待ち

部屋に入れました。ジュニアスイートです。一泊30万円程度でした。

リッツらしい部屋

茶器はリッツオリジナルで。エレガントな仕上がり

リッツ・ロンドン, アフタヌーンティー

チェックイン後、アフタヌーンティーに行きました。素晴らしい雰囲気の中でいただいたものの、ちょっと塩分が強いな。。。

ナショナル・ギャラリー

到着日は爆睡。翌日にはナショナルギャラリーへ。

モネの代表作の「睡蓮」

そして、「アニエールの水浴」

モネの「トルヴィルの浜辺」

ルノワールの「雨傘」

ゴッホの蟹ですが、モチーフが非常に珍しい作品とのことでパシャリ。

それにしても良い作品というか、定番が見れて満足しました。これで無料ですから、やっぱりロンドンっていいなと思いました。

スケッチ アフタヌーンティー, メイフェア

その後スケッチ。フレンチの巨匠、三つ星レストランといえば、ピエールガニエールですが、彼がプロデュースしたお店。トイレが有名ですね。

Senses of Distinctionを感じます。アーティスティックな雰囲気とラグジュアリーが両立しています。この雰囲気はスケッチだけですね。

店内が素晴らしい。ちなみに、茶葉を選択できます。
英国で茶葉を選んでいると、フォーチュンの茶葉の旅と三角貿易の話を思い出します。

メニューをいただきます

アフタヌーンティーです。美味しさは特段あるわけではないですが、茶器含めて現代的な雰囲気が特別な体験です。

トイレ。メンズは左から。トイレにこれだけ力を入れているのはスケッチだけでしょう。皮肉ですが、イギリスでこれだけ力を入れたトイレは珍しいですが、トイレの便器はやはりイギリス。ウォシュレットではありません。この辺りはローテク。。。まぁ便器が外れていないだけマシか笑
(LSEでは何故かトイレが紙で詰まっていたり、便器が外れたりなどは日常茶飯事でしたので、その意味ではまだ"文化的"なのかもしれません)

プラダカフェ@ハロッズ

ハロッズにきました。目の前はピンクのリムジン。おそらく中東系でしょう。

プラダカフェに向かいます。

メニューもサファイアレザーの質感。紙ですが。

プラダ感満載

ケーキはスケッチを食べて行ったので、お腹いっぱいで食べれませんでした。。。
カフェラテのみいただきます。

まぁ合格点でしょう。

テート・ブリテン

次の日、テートブリテンに行きました。

ミレーの「オフィーリア」です。今回、これが一番感動的でした。

フランシスベーコン。これもいいですね。

マークロスコ。まさかテートブリテンで出会えるとは。しかも、何故かターナーの作品の合間にあって、ぼーっと見ていたら見逃していたでしょう。

ターナーです。ここはたくさんのターナーの作品がありました。大満足。

こちらは言わずと知れたハックニーのプールモチーフの作品。英国最高のモダンアーティストと言われるハックニーの代表作を見れて感動です。

 ダミアンハースト。こちらは常にProblematisedされておりますが、本物の動物を使った作品。生きたものしか作品としての素晴らしさを出せないとのことですが、とはいえ、残酷にも感じてしまう作品。

 とは言いつつ、普段から私たちが食事をしている牛や鶏、豚などの家畜は屠殺して良いのか、そんな風にも考えさせられる。また、エビや蟹は痛みを感じるので、残酷な調理をするべきではないという議論もある。 
 
 それが本質なのかは分かりませんが、普段何気なく行っている行動に対しても考えさせてくれるような気がしました。

タワーブリッジ, バトラーズワーフ

午後はCity of Londonからタワーブリッジまで回りました。

久々のタワブリ。何度もこの景色を見ました。Waitroseに行くときによく渡った記憶があります。

一番最初に入った寮。その後Angelに引っ越しました。

さて、英国もこれで終わり、色々食事に行ったものやカフェも省いておりますが、気が向いたら更新しようと思います。

久々の英国も非常に良かったなと思いました。私の思い出の場所であり、人生を変えた場所。最高の経験でした。ありがとうと言いたいです。


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