見出し画像

日経平均の暴落

本日は日経平均が終値でマイナス4451円、下落率で12.4%という歴史的な下落を見せました。
ちなみに下落幅(下落額)では歴代1位(うれしくない!)、下落幅ではブラックマンデーの1987年以来の歴代2位です。

なんて見事な崖!

終値は31,458円で、今年付けた最高値である42,426円からは、実に11,000円ほど下がってしまったことになります。

アメリカの景気も低迷しそうだし、日本株も調整するかな?
とは思っていましたが、いやはや、これほど下げるとは思っていませんでした。

どうやらこの大きな下落はいくつかの不幸が重なったものと思われます。
・アメリカ経済のリセッション懸念
・日本の利上げ(過剰反応な気もしますが)
・円高
・大口取引の利益確定
・NISA勢の狼狽売り
・高値で掴んだ信用買い勢の、大規模な損失確定
・それに付け込んだ信用売り
最後の1つはかなり悪意のあるやり口ですが、それが相場というものなので仕方ありません。

そんな中、うわさでは日経連動のブルETFを証券マンに勧められて、購入されていた方もいるとか...なんとも、言葉がありません。

ふぁいなんしゃるナントカでは一貫して言ってますが、レバレッジ型の投資信託などは、必ずトレンドフォローで買い向かうようにしてください。
下落時にレバレッジ商品を買い向かうのは、落ちるナイフを素手で掴むどころか、落ちるナイフの下に首を出すような行為です。

レバレッジ商品は使いどころを間違えなければ、とても良いパフォーマンスを発揮しますが、必ずトレンドが上向いているときに利用するようにしてください。(ベア型のレバレッジなら下落時にのみ買い向かいましょう)

この夏に入って高値をつけてからは、ボコボコにやられている感じの日本株ですが、私自身は長期目線では上昇していくと考えています。
しばらく様子を見る必要がありそうですが、どこかのタイミングで日本株に参入したいところです。

とはいえ、まだ底が見えたわけではありません。
「株価が下がったからバーゲンセールだ!」
なんて意見がチラホラ見られますが、短期のリバウンド狙いで参戦するならともかく、このタイミングで大金を投じるのはお勧めできません。

いまは相場を静観するタイミングで、積み立てNISAなどを地道に継続してドルコスト平均法による将来の利益を大きくする時です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?