セカンドキャリアに何故ボクは映像クリエイターを選んだのか Vol.1
こんにちは!元美容師、現映像クリエイターのLITです。
前回、初めてこのnoteで記事を書かせて頂いたのですが、まだnoteの正しい運用方法もよく分からず書いていて、画像も動画も何一つ入れないで文章だけの殺風景な記事であるにもかかわらず、何人かの人には読んで頂けたようで嬉しく思っています。
前回のボクの記事を読んで下さった方、ありがとうございます!
そして、今この記事に目を通して下さっているあなたにもありがとう!
さて。
前回はボクの簡単な経歴や今やっていることなどをササっと書かせて頂いてました。
で、「次回は、20年間以上も美容師をやってきて、17年間もサロン経営をしているボクが何故セカンドキャリアに映像クリエイターを選んだのかについて話していこうと思います」って締めくくりでした。
今回のお話も誰かの役に立つといいなぁ。。
【美容師だけでは将来、食ってけなくなる】
これは美容師などのサービス系技術職を業としている人なら誰もが分かっている事だと思うんですよね。
でも、意外と美容師さんでセカンドキャリアを身につけようとする人って、とても少ないように思うんです。
少なくともボクの周りの美容師さんでは100人に1人くらい。
因みに、美容師さん以外のボクの周りの人は3人に1人くらいは色々な職業を持っている人。
かたや100人に1人、そしてまたかたや3人に1人。。
一体、なんなんでしょうか、この差は。。
実際にボクも美容師をやっていた時にお客様から「美容師さんはいいねー。手に職があればずっとこれでやっていけるものねー。」って言われることが多かったです。
「はい。そーですねー。」って答えてはいましたが、その会話の度に【大きな違和感】しかありませんでした。
ボクは高校を卒業後、通信制の美容学校で勉強しながらインターン生としてサロンで働かせて頂いていました。
その頃の時代の美容師修行は、今じゃ考えられないような環境です。
朝8時にサロンに入り、先ず下っ端だけで開店準備。
これに大体40分くらい掛かります。
それから1時間レッスンをします。
9時半くらいから先輩が続々と出勤してきて、9時45分から10分ほど朝礼が行われる。
10時からサロン営業が始まり、夜の20時過ぎくらいに閉店。
その後15分間くらいの終礼があり、そこから下っ端だけで後片付け。
大体1時間くらいかけて後片付けが終わり、昼飯(時間は夜ですが昼に昼飯は食べることができません)を21時半くらいからササっと食べ、そこから鬼の様なレッスンが始まります。
帰宅はどんだけ早くとも日付は変わります。
帰宅してから美容学校の課題をやったり、その日にあった事の反省をレポートに纏めたりして、軽く夜食を食べ、風呂に入って就寝。
大体は夜中3時か4時でした。
これが毎日続くのです。
今でもですが、当時は尚更ボク個人には長い時間働く事に「ブラック」って概念が一切ありません。
あるとするなら、「絶対にやりたくないことだけを1時間やらないといけない環境」がボクにとって「ブラック」です。
ちょっと前置きが長くなりましたが、今40代以降の美容師さんなら若い頃、少なからずボクと同じ様なルーティーンだったのではないかと思います。
その頃はまだ10代後半から20代前半。
そんな遠い将来んことなんて考えたこともなく、目の前に立ちはだかる壁をバキバキに潰して乗り越える事で精一杯でした。
で、29歳の時に独立を決意してそれまで務めていた地から約30km離れた場所に初めての自分のサロンを作りました。
20坪くらいの小さなサロンです。
で、今は46歳になったのですが、20年前からするともちろん時代はビックリするくらい変わりました。
でも時代が変わったから「セカンドキャリアという概念が必要になった」と思い始めたわけではないんです。
12年前に「美容師ならびにサロンオーナーはセカンドキャリアを構築するべきだ」と思わせられる出来事や経験がありました。
これは美容師さんだけでなく、多分色々な職業の方々にも通づる事なのではないかなぁーって思っています。
長くなってきたので、この先はまた次回に綴っていこうと思います。
ボクの経験や記事が誰かのお役に立てます様に・・・。
最後まで読んで下さって、ありがとう。