フィルムライト

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Text Macroを使う

BaselightにはText Macroという便利な機能があります。 Macroというと自動的にバッチ処理をしてくれるようなイメージがありますが、BaselightのText Macroはテキスト・テンプレートの集合体のようなものです。 たとえば、Layer名をLayer 1、Layer 2とデフォルトのままにしておくのではなく、Exposure Adjustment、Face Toneなどの実際の作業の内容にしておくと、後でどのレイヤーを修正すればいいか、すぐにわかります

    • Baselightのスムーズな再生

      Baselight使用中に、タイムライン・キャッシュがフルの状態で、緑のバーが表示されているのに、再生がスムーズにならないことがあります。 現在、画面に表示されているタイムライン・キャッシュのインジケーターが緑色になっている場合でも、そのシーンの別の場所のキャッシュを作成している可能性があります。その場合、時間的に後の部分でキャッシュが作成されている場合は、タイムラインの右端に、時間的に前の部分のキャッシュが作成されている場合は、タイムラインの左端に、キャッシュの作成中を表す

      • Baselightのバージョンを切り替える方法

        Baselightは一度に多くのバージョンを保持することができます。以前に使っていたバージョンに戻すことをロールバックといいます。ロールバックをする理由は様々ありますが、多いのは、新しいバージョンで何か問題があったときに、前のバージョンでは動いていたか確認するためです。 Baselightにはfl-versというバージョンを切り替えるためのコマンドが用意されています。このコマンドはルート権限で実行します。また、通常新しいバージョンをインストールする場合にはマスターノード(n

        • BaselightのScene Detectの応用

          BaselightのScene Detectは精度が高く、便利ですが、この機能を持っていないソフトウェアもあります。そのような場合、そのソフトウェアからAAFを出力し、Scene Detectを使ってショットをカットし、アップデートしたAAFを返すことで、BaselightのScene Detctを他のソフトウェアに応用することができます。 手順 1 - 他のソフトウェア上 カットしたいショットを含むシーケンス(タイムライン)をAAFとして出力 手順 2 - Basel

          キャッシュリセットの方法

          Baselightでキャッシュを削除するには、Baselightのアプリケーションを終了した上で、ターミナルから sudo bl-reset-cache を実行します。 なお、サムネイルキャッシュのみを削除したい場合(たとえばサムネイルの画像が壊れてしまったときなど) sudo bl-reset-cache -thumb を実行します。-thumbはオプションですから、コマンドとの間にスペースが必要です。 なお、これらのコマンドはマスターノード(n0)で実行する必要がありま

          キャッシュリセットの方法