かしましかしましまし Vol.11(藤居) ~愚か者になろう!〜 Part II
いや〜〜近頃ぼくはとても怠惰かつ飽き性でいろんな物事が途中でほっぽり出されておりました。漫画、小説、アニメにドラマ、カメラ勉強やゲームなんかも...
なんでこんな持続しないんでしょう。挙げ句の果てにここ二週間ほどは曲作りまでやる気がま〜ったく出ない状態。
こういう時、ぱっと気分を切り替える手段としてはいろんなのがありますよね。外に出てみる、コーヒーでも淹れてみる、喫煙者ならタバコを吸ってみるとか...
でもぼくのような終わってる人間からすると、それをするまでもめんどくさかったりするのです。外に出る、とか無理です。
そんな中、こないだ読み終えた本にぼくでもできるとても素晴らしいスイッチの入れ方を学びました。(この本は面白すぎて速攻で読み終えられました。)
その本の名は「スマホ脳」と言います。
まじでこれ、一家に一冊級の凄まじく内容の良い本で、最初から最後まで学ぶことというか即実践に移したくなるようなことばかりで読んでてウキウキします。
ざっくりいうと、スマホに依存しすぎてみんなアホになっとるし集中力もないよね他のこともしなくなるし、だから何かする時はスマホの電波を切って、できるだけ遠ざけましょうねってことを脳に分泌されるドーパミンやらオキシトシンやらセロトニンやらの役割を根拠に脳科学的に教えてくれるものです。
結構単純ですよね。スマホを制限して他のことに打ち込もう!ってある程度やりたいことがあって生活に向上心がある人ならば2秒考えて出てくる結論だと思います。
ただぼくみたいな天邪鬼で頭の硬い人間は、そもそも少なからず依存してるんやから制限するって言われてもそう簡単にできるかい!とか考えてろくに実行に移すこともないのではないかとおもいます。もしくはあんまり習慣として続かなかったり。
問題はなんでスマホに依存すると集中力が低下したり他のことをやらなくなるのか、ということなのです。
ぼくはこの部分が脳科学的に解説されたことで、近頃何か始める前は素直にスマホを遠くにぶん投げてます。
細かい内容は是非本で読んでみて欲しいのですが、これもざっくりいうと、スマホをいじる事で欲求を発する物質であるところの「ドーパミン」がドバドバ分泌されてしまうそうで、これがスマホ依存のタネだそうです。他のことしてる時もこのドーパミンドバドバを脳が欲しちゃって、抗えなくなっていくんだそうです。恐ろしいですね。ちなみに代表的なドバドバポイントは「通知」とか「広告」とかだそうです。
解説動画もあったので貼っときます。
今でも気づいたらスマホぽちぽちしてる自分にハッとする時があるのですが、何か別のことをしようと決めたら即機内モードにしてできるだけ目につかないところに置くようにしております。するとあら不思議、積読の山々が少しずつ切り崩されていき、筋トレは捗り、猫背が治り、人生の素晴らしさについて一日2、3回くらい感動するようになりました。
ただ、曲作りは全く捗ってません。
そんなぼくが前回から解説している「Get Stupid」。
これ訳すと「バカになれ」なんですけど、さっきまで言ってることとものすごい矛盾してますね。まあ「バカ」にもいろんなタイプがあるということで、皆さんもスマホに操られる「バカ」にはなっちゃあいけません。「Get Stupid」的なバカになりましょう。
それでは「Get Stupid」的バカとはなんぞや、続きを解説して行きます。
前回は、こちらAメロの歌詞を解説していたところでしたね。
最後の行、あえて「日々」を主語にする感覚の入り口までお話しできたかと思います。
皆さんもこう言った体験というか感覚ありませんでしょうか。気づいたらまた今日が終わっててそんな毎日の繰り返しのような感じ。その時多分、「時間経つの早いなあ」って思いますよね。まさにこのセリフをそのまんま言い換えたのです。
ぼくが日々の中を駆け抜けるのではなく、日々がぼくを駆け抜けて行ってる...待って...今日飯食う以外何にもできてないのに...この後悔の深夜ほど最低なものないですよね。
まあつまりはこの一文はどっちかというとネガティブなニュアンスです。
ここから2Aメロです。
わかりやすいですね、さっきの最後の一文と同じイメージで読めます。春が来て夏になって、みたいな季節の移ろいって最近少しずつ大雑把になってきてる感じがします。春入ったと思ったら5月には気温が30度行ってたりとかして春秋は切ないくらい早く終わっちゃいます。
ただ「季節感覚」というのはそう言った文字通りの季節感だけを表しているのではなく、世の中の流行や、周りの環境の変化も言い含んでいます。
それこそスマホが普及し出した影響があると思うんですけど、ここ5年くらい流行り廃り早すぎません?ファッションだったりユーチューバーとかだったり、もちろん音楽に関しても、本当に感知が追いついてなくて置いてけぼりに感じることが多々あります。気付けてもよくわからんことも多いのですが...
そんなぼくの嘆き節のような気持ちを「爽快なくらい」と頭につけることで、なんとなく曲が持つドライブ感ともぶつからないようになっております。
Bメロはいわゆるサビにつなげるための「ブリッジ」としての役割が濃いめです。
ぼくがしてきたことやしていることはあくまで「環境」の中で育まれ「環境」の中に還って行くものです。なのでぼくを置き去りに駆け抜けていく「季節感」は、そのようなぼくの生活に不安定をもたらします。
それが次第にどうなって行くのか...
さていよいよサビに突入!というところですがぼちぼち今日も終わりにしようと思います。
このドラマの終わり方みたいないいとこで切るスタイル、個人的に気に入っているので、これからもやってくと思いますがウザかったらすみません、お付き合いください。
では今週も頑張って参りましょう!
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