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渡部と書いてわたべと読みます。しかし、小さな頃から数多の窓口でわたなべさーんと呼ばれ続…

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渡部と書いてわたべと読みます。しかし、小さな頃から数多の窓口でわたなべさーんと呼ばれ続けては、「あ、わたべです。」と言い続けて来たため、あまりこの読みが好きではありません。しかも祖父の代まではわたなべでした。屋号のようにわたなべを名乗ってみます シネマカメラを持ち始めました。

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ワンシーンだけ

仲間3人でそれぞれの感性(適切な言葉が見つからない)が触れて滲んでできていくものを愉しむという遊びをしています。 仲間2人がカメラを持って、ぼくがそれを映像で撮り一つのフィルムにしたり、ポッドキャストをしたり、雑誌を作ろうとか単純に山や湖に出かけたり。趣味や遊びという行為で繋がった間柄ではなく、感じたことで心に広がる3人それぞれの世界が触れて滲んで、そこにできる新たな世界的なものをみたくて。 少しわけがわからないことを言ってると思うのですが、トリオのジャズのようなイメージ

    • 月の旅団という妄想

      小学生の頃です。 機動戦士ガンダムの再放送世代でした。 1/144のプラモデルが300円の時代。近所のプラモショップヒライでは270円で販売していました。家を出て赤松食料品店と松下酒店を曲がり、国道2号線を潜る小さなトンネルを抜けてすぐにあるその模型店に数百円を握りしめてよく通っていたんです。 はじめのうちは車と戦車、飛行機だったのですが、ガンプラ以降はもうそれに夢中で。 放送されるたびに登場する新しいモビルスーツがいつ出ますか?と、優しい店主に質問ばかりしてました。ひと

      • 3年ぶり2度目の受賞

        僕にとってこの秋1番の盛り上がりを迎えるはずだったんですが。 パートナーと九州に行くかも知れなかったし、友人の東京時代の仲間が島に来て、僕らの店にも寄ってくれる計画もあって、そんな彼らのキャンプの様子を撮ってやろうと息巻いていたし、撮影したかったとある魚屋のおばあちゃんにも10月2週目ならいいよと許可ももらえて。そのあたり終わったら、手伝ってるお店の店主に張り付いてカメラ回してやろうとかあれやこれやと。そろそろ釣りにも行きたいし…。 ここ最近で未来が計画されていることなん

        • 帰ってきたたのしい観察

          9月5日カメラが届いたので、まもなくひと月というところです。 カメラをぶら下げて近くに出かけては、試行錯誤と機能の使い道を手探りする毎日。 映像、撮影の世界というのは、元々専門技術の世界。機能や機材に多くの「知っている前提」に溢れています。ホワイトバランスやF値、焦点距離にISO感度などはなんとなく聞いたことがあるので多少調べ方などもわかるのですが、色のこと、カットのこと、映り方のことになるとさっぱりわからない言葉から紐解く場面がしきり。とにかくそういうものを言葉としてひ

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        記事

          撮れるだろうか。

          やはり日記は続きませんでした。 知らない間に9月になり、僕の手元にはシネマカメラがやってきました。 ほぼ2ヶ月、台風以外は休みなくお店を開けてようやく手にした宝物。 本体はブラックマジックデザイン社のbmpcc4kモデル。新品は手が届かなかったのでヤフオクで購入。ハーフリグと数個のバッテリーとSSDが付属されていたので、先に購入したレンズと合わせて、おおむね揃ったことになります。 購入を決めてから2ヶ月間、いろんな映画、映像を観たり、僕の中のより深くに潜ったりを繰り返

          撮れるだろうか。

          はじめにレンズを買った

            映像を作りたい。自身の中に芽生えたこんな絵を撮りたいという決心をした。だけど今までカメラを買ったことがないものだから調べたくって目星をつけたのが先月。できれば10月には練習を始めたいとお金の算段をして探索スタート。   初めて買うレンズを何にしようか調べていたんだけど、なぜか買ってしまった。本体がないのに、先にレンズを買ってしまった。   フォクトレンダーというブランドのノクトン25mm単焦点レンズ。中古で5万円ほど。とてもじゃないが、あまり知らないのに使える

          はじめにレンズを買った

          空気を読むを、遠ざけなくていいと思う

          買い物に出かけたら、よくいく食堂のおばちゃんに会って少し立ち話。 「今神戸に住んでるやったかね?」と切り出されて、その時のおばちゃんの表情がそのまま続きそうな感じがしたので答えず待ってみた。 「やっぱりスーパーにお米売ってないの?娘夫婦がそう言うてね、うち(おばちゃんのこと)は米屋さんから買ってるから知らんのやけど、都会は米ないんかね?」 今僕が神戸に住んでいたとしても、おそらくわからない話題。スーパーで米のコーナーを見たことがないから。 知らなかったんだけど、今プチ

          空気を読むを、遠ざけなくていいと思う

          2,3センチ低い

          おそらく長くは続かないだろうけど、今日気づいたことを気に留めていたくなったので紙に書く代わりにnoteに記してみる。 ピザ屋でのこと。配膳や片付け、洗い物や飲み物を作っているときに、どうも食器が引っかかったり、音を立てたりしてしまう。これは昨日の昼から続いていて、昨日はお気に入りの皿を割ってしまった。 今日も同じような感じで、腕や手を動かす感覚がどうやら2、3センチ思っているよりも低いようだ。それが原因で当たって音を立ててしまったり、何かに引っ掛けてしまう。 ボケっとし

          2,3センチ低い

          シネマカメラを買う日

          何かを始めるのに遅いなんてことはない。とはよく言うけれでも。 多くの人、僕も含めてだけどやはり始めるのが遅ければ遅いほど、積み上げる時間を推しはかる。それが50歳ともなれば尚更で。 名前も作者も覚えてないし、いつ観たのかも朧げだけど、ある街の夜から明け方までの様子と人を記録したフィルムを観た。それ以降、自分の好きなジャンルで似たような驚きのある映像を探すように。なんというか、映像が綺麗なだけではなく、ドラマチックすぎることもない。淡々としているわけでもなくて、情熱が度を越

          シネマカメラを買う日

          ゲイリールーミスのロッド

          結局、少し古めのG・ルーミス中心にしたのですが、自分なりにこの選択がすこぶる嬉しくてわざわざノートに書くことにしました。めんどくさい文章が好きで、目一杯ぐねぐねしてみました。 賞金稼ぎでもなく、腕前で食っていく程の力量はない。子どもの頃から結構やってきたバスフィッシングではあるが、15年ほどのブランクがあった。どういうわけか昔以上に入れあげて、今は生活のど真ん中にあるものの、言うなれば遊び道具を選んだだけであり大仰に語るほどでもない。それなのに、ことさら大いに語り、あわよく

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          湖上の時間

          島のピザ屋の3月は忙しい。 年末年始やゴールデンウィーク、お盆などの大型連休はもちろんだが、3月は毎日たくさんの人が来てくれる。春休みというのもあるだろうし、仲間との想い出を作りたい季節なのかも知れない。ほぼ毎日売り切れになる程たくさんのお客さんが来てくれた。 店主と僕は、3月を無事に終わり、新しい挑戦が始まる4月を前にリフレッシュ釣行に出かけることにした。 場所は金砂湖。 四国の真ん中、愛媛県四国中央市にある山上湖で、昨年初めて訪れて以来何度も通う、少し遠いけど僕たちの

          湖上の時間

          心の奥で共鳴する何か

          大仰な題目をつけました。 というより、あとひと月ほどで50歳になる男の目頭が赤らむほど、何か響くものを感じたnoteを勝手に紹介します。 できれば、すべてのエピソードを読んでいただきたいほどです。 中禅寺湖。 行ったことがない湖ですが、釣りをやる人であれば紅色のヒメマスが浮かぶ名です。関西で育った僕はトラウトを身近に感じることはなかったのですが、子どもの頃から奥日光=トラウトフィッシングという憧れはありました。 その中禅寺湖の物語です。 中身はぜひ読んでください。 僕

          心の奥で共鳴する何か

          映画みたいだなと思った

          タイトルと、表紙の画像を作っただけで、ずっと下書きにあったものです。 すでにアニメージュで連載されていたナウシカを読み始め、毎月楽しみにしていた頃に確かに感じた「なんか映画みたい!」と思った感情と、その後本当に映画になった時に感じたことを書こうとしたんだとは思いますが、もう1年以上ほったらかしていたので何が書きたかったのかは本当のところわからない。 散々語られ尽くしたナウシカを、素人のぼくが何が付け足すことなんて何もないわけですが、間違いなく当時のぼくに大きな影響を与え、

          映画みたいだなと思った

          自作の虚構から抜け出したいと思ってる私から、同じくそう思ってるどなたかへ

          興味を持って取り組んだらなんとなくできちゃうことがある。そういう経験が連続してしまうと、ある程度できてしまう自分という認識に陥る。 初めてポスターや企画書の類を作る時もデザインどこで勉強したの?と言われるくらいには仕上がったり、企画一つにしても面白く効果的なものができてしまったり。はじめに想像したような努力をした覚えがなく、面白いなと思っている間に、平均点を超えてしまったりすると、積み上げた時間が作る土台がないままに「なんとなくできる」ということが経験として積み重なってしま

          自作の虚構から抜け出したいと思ってる私から、同じくそう思ってるどなたかへ

          「作る人」になる扉の前にいる人たちへ。

          大層なタイトルだと思う。 少し思うことがあってこんなことを書いています。 僕の好きな写真家さんのリンクを貼りました。痺れる写真を撮り、痺れる言葉を世に出し、大事なことをロバートツルッパゲという人造人間に語らせる、痺れる憧れの人です。 そんな痺れる人は、折に触れカメラを志す人や何かを極めたいと目指す人に向けて、時折わかりやすい壁を作ります。遠ざけます。 こうやったらいいよ。こうしたら上手くできるよ。ではなく、そんな情報を欲しがるお前は終わってるよという感覚です。 本題で

          「作る人」になる扉の前にいる人たちへ。

          バスフィッシングの話

          いつぶりかわからないけど、なんとなく長い文章を書きたくなってnoteを開いた。 バスフィッシングについて書いてみよう。 少し広めの視野で書いてみよう。 そう思って書いてみる。 自分がこれまでのプロバスケ、地域スポーツの立ち上げ屋家業から、この先バスフィッシング界の片隅で企画屋として生きていこうと決めたこともあって、頭の整理のためにも書いてみよう。という意図もある。 まずもってバスフィッシングは面白い。 バスという一つの魚種に、実に様々な道具、釣り方、考え方、遊び方を人

          バスフィッシングの話