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地理学、人新世景観生態学研究者です。最凶(強)氷河期世代研究者サバイバーとして国内外各地でフィールドワークをしてきました。そして不眠鬱で倒れ回復期にある、と信じたい。脳シグナルを病んで、初めて分かった生態系の価値を、闘病体験記として記憶に残そうと思いこちらはじめました。

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地理学、人新世景観生態学研究者です。最凶(強)氷河期世代研究者サバイバーとして国内外各地でフィールドワークをしてきました。そして不眠鬱で倒れ回復期にある、と信じたい。脳シグナルを病んで、初めて分かった生態系の価値を、闘病体験記として記憶に残そうと思いこちらはじめました。

最近の記事

行革110番に思う

河野大臣のお力でか、行革一気に進み出しました。小学校の紙書類の印鑑廃止デジタル化とか、本当にやっとかと感動します。私も10年間事あるごとに押印廃止、紙書類廃止を訴えてきました。数年で内部で言っても無駄で、内閣府へGOということでやってきました。つい先日も関連課題で行革110番したところです。 やればできるのにやらない、規則が時代錯誤なら変えればいいという訴えを無視されるのが蓄積して、ままならぬ組織ガバナンスに猛烈にストレスを持ってしまい、たぶん身体を痛める一因になりました。

    • センター委員

      2010年代半ば、今はなきとある試験の委員を数年間担当しました(官報開示済)。平均して2ヶ月に10日くらい、私が中高大計9年通った街の建物に缶詰となりました。もちろん、情報漏洩を厳格に阻止するためです。色々な方々と知り合うことができ、また多くの知識を得ることができましたが、今思うと体力的によくやったと省みます。おそらくその頃からだんだん体内時計や自律神経がくるってきたように思うわけです。 この委員をしつつ、オランダに数ヶ月在外研究で滞在し、かつオランダ滞在中に一瞬東京に戻っ

      • テレワークから思い出すこと、紙、印鑑、その他無駄との闘い

        コロナでテレワークが注目されています。幸か不幸か休職中で、まあどのみち倒れるならベストタイミングだったとも思える今日この頃です。自宅で籠城しながら、リハビリ程度に論文作業などをしています。倒れる前も、普通に研究室からカフェを転々としながら、論文を書いていました。結果を出せば問題ないと思います。 以前組織ガバナンスがストレスの原因の主ではないかと書きましたが、10年来、無駄(と主観で思える)な紙事務書類、印鑑と闘ってきました。本当に無駄ばかりだと今でも思っています。東京から着

        • 回復期の過ごし方2:趣味の再開

          昔から鉄道写真が趣味でしたが、ふと気づくとあまりやらなくなり、それが疲労累積とパラレルになっているように省みています。 退院後は前回書いたドローンも活用しつつ、特に実家からアクセスしやすい相模湾岸や、職場近くの紀伊半島の海岸段丘崖を疾走する列車の瞬間をとらえに足しげく通っています。 空撮の場合、シャッター命令から実際に切れるまで電送タイムラグが生じるため、列車の頭が架線柱など障害物にかかったりするので、案外難しいんですよね。海沿いは強風で腕がないと墜落もあり得ますし。

          回復期の過ごし方1:ドローン

          話が毎度前後して恐縮ですが、思いついて書けることを少しずつためて、一年後くらいに起承転結していればいいかなということで。。。

          ¥100

          回復期の過ごし方1:ドローン

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          死神ではない、神様のくれたお荷物

          話が前後する連載で恐縮です。 2019年8月、ついに極悪期に至り、日々死の恐怖とパニックという状況になりました。盆明けの診察で週明けから入院命令、その前に妻子に会いに妻の実家に行くべき、行けるというお墨付きを信頼する主治医の先生にいただきました。 往路当日、新幹線に乗る前からすでに脈拍が125、駅の休息スペースで休ませてもらい、パニックの中決死の覚悟で向かいました。ホームで待っていてくれた妻と娘、何とか生きてたどり着いたんだと思いました。その時の写真、今みてもヤバそうです

          死神ではない、神様のくれたお荷物

          記憶にある最初の予兆?車生活、耳鳴り、肩こり

          10年程前現在の勤務地に異動した後、それまでの東京自転車徒歩生活と違って完全な車生活になり、歩くことも意識的な運動もあまりしなくなりました。 転勤一年目は旧職場と行ったり来たりもあり、また新しい授業資料その他の構築で相当忙しかったとは思います。でも好きなことをしているのは苦にはなりませんでした。 夏頃からか、就寝・起床時に、左耳がウォーンというかすかな重低音で鳴っていることが気になりはじめました。これは現在までも続いていて(特定の抗うつ剤で一瞬治ったこともありますが)、や

          記憶にある最初の予兆?車生活、耳鳴り、肩こり

          脳シグナルを病んで生態系サービスが少し分かった

          忘れもしない2018年7月末日、突如襲ってきた強烈な不安感と不眠・死的恐怖感、投薬しながら無理して授業も研究もやって結局休職、入院、そして回復期の今に至っています。希望的にはそろそろ復職可能な状況です。 あらゆることがうまくいっていました。そりゃもちろんストレス、オーバーワーク、今思えばそれなりの身体の芯からの悲痛な声、予兆はあったものの、基本努力で全て勝ち得るという氷河期サバイバー的な?発想で、研究教育は最高のパフォーマンスでやってこれていました。 これからボチボチ書き

          脳シグナルを病んで生態系サービスが少し分かった