『ロドモンテの嫉妬』第三幕

[中略：ベラルド、リスダノ、メリソの3人の村人は滞在中のマンドリカルドとドラリーチェのために食事の準備を始める。リスダノは山に薪を取りに、メリソは調理の支度に取り掛かる]

マンドリカルドとドラリーチェが登場する。

マンドリカルド：太陽はもう昇っている。そろそろ出発の時間だ。

ベラルド：乙女よ、あなたが離れるのを見てマンドリカルドさまの顔が曇りましたよ。あなたの太陽は二つありますね。きっとこちらの太陽が翳っても、あなたと顔を合わせるためにすぐに出てきますよ。

ドラリーチェ：主人よ、もうからかうのは止めてください。

マンドリカルド：それは無理だな。なぜなら君の瞳はすっかり愛の虜になっているから。君の[二つの]瞳が輝くおかげで太陽は輝く。だから太陽は三つあるわけだ。

ベラルド：どうして我慢できましょうか。目から放つ光できっとあなたは行くところはどこでも焦がしてしまうでしょうよ。

ドラリーチェ：ベラルド、誓ってあなたは礼儀正しい羊飼いになってください。