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タスクシュートの基本のキ~始め方編【ユタカジン】

 おはようございます!今日も今日とてタスクシュート、ふぃるです!

 先週までで、タスクシュートの基本のキ、タスクシュートサイクル編が終了しました。

 さぁ、これであなたもタスクシュートをバリバリ始め……られないんですよね、これが。

 頭で分かっても行動に落とし込めないとか普通に良くある話ですし、何よりも継続して習慣化するのに、メソッドが分かったは何の役にも立ちません

 そこで今週からは、タスクシュートの基本のキ、テクニック編を始めていきます。
 今週はテクニックのその1、始め方編です。


 本当に全く初めての人が始めるときのことからひも解いていきますので、タスクシュートをはじめよう!とされている方は、ここを読みながら始めていくといいでしょう。

 ちょうど、この記事を読んで来週の記事には、来週必要な事が書いてあります。
 このペースで進めていけば、気が付いたらあなたもタスクシュートが習慣化されてますよ。


タスクシュートの始め方①いつもの自分を登録しない

 よし!タスクシュートをはじめよう!と前途洋々の皆さんは、きっとまずタスクシュートにいつもの自分のタスクを登録していくことでしょう。

 朝起きたら朝活して、ご飯を食べて、身支度して、出社して、仕事はまずこれをやって……

 分かります。とっても良くその気持ちが分かります!

 でも、そのやり方は続かないやり方の第一歩です。
 なぜなら、皆さんの頭の中にある予定は、事実に即していないからです。

 頭の中にあるタスク順は事実として毎日必ず実行できていますか?
 もし、いつも順番が入れ替わるとか、これは毎日実行していないとかあったとしたら、事実に即していない、頭の中にある理想的なタスクという事になります。

 だから、最初のプランでとにかくいつもの自分を登録する、という行動をやめましょう

 では、最初のプランで何を登録するのか?と思いますよね。

 最初のプランで登録するのは、その日に絶対に摘しなくちゃいけないタスク。これを3つだけ登録しましょう。

 まずはその3つを先送り0でクリアすること。

 それ以外の部分は、自分が何をやったのかをコツコツ記録していきましょう。
 ログを取ることは大事ですので、何をやったかは記録します。
 でも、記録が途中で抜けても構いません。始めたばかりの頃はまだまだ準備段階です。
 完璧な記録を取ることは考えずに、まず自分がどんなことをしたのかを記録することに集中しましょう

タスクシュートの始め方②先送り0にフォーカスする

 プランは3つ。その3つであれば、絶対に今日やるべき3つであれば先送り0でクリアできることでしょう。

 とはいいましたが、どんなアクシデントが現れるかはわかりません。
 私に時々発生するアクシデントに、子供が体調を崩したがあります。
 このアクシデントが発生すると、その日一日のプランは崩壊して、何も進みません。

 ここまでとは言わなくても、プランが失敗するだけのアクシデントは色々な所に転がっています
 ならば、どうすればよいのでしょうか?

 とにかく、着手だけはしてみましょう。完了までは考えなくて良いのです

タスクシュートの始め方③タスク自体の完了よりもタスクに着手できたかが大事

 着手だけ、と言われると、中途半端で終わらせるの?と拒否反応が湧いてきませんか?
 それは、ある意味では自然な反応です。

 ある意味では、と言ったのは、私達が義務教育から大学までの間で教わってきたこととずれがあるからです。

 学校では、掃除の時間には掃除を終わらせて、給食の時間には食べ終わり、国語の時間には国語の授業時間が終わるまで授業を受けると、終わるにフォーカスし続けてきました。

 でも、よく考えてください。

 掃除を終わらせるのも、給食がおわるのも、国語の授業が終わるのも、全て終了時間が来たからではありませんか?

 特に、国語の授業の例で考えてみてください。
 教科書全ての勉強など終わっていないのです。ただ、授業時間が終わったから、今日はここまでと終わりになったのです。
 つまり、国語の勉強と言うタスクは完了していません。途中で区切っているのです。

 皆さんの普段の生活のタスクも、仕事のタスクも一緒です。
 全て完璧に終わらせる必要などありません。誰かと約束した日までに終わればいいのです。約束は守らなくてはなりませんが、約束が守れているのであれば道中どのように進めても問題ありません

 だから、アクシデントで思ったところまで完了できないとおもったら、とにかく手を付けるだけつけてみましょう。1分だけで構いません。

 ファイルを開いて中身をざっと読むだけとか、明日やるとしたら何から始めようかとか、その程度でも十分です。
 何もしないだけは避けて、ほんの少しだけ手を付ける。これだけでそのタスクのとらえ方が大きく変化します

タスクシュートの始め方④悪いことも自分の成果。「出来た」ことに変わりない

 タスクシュートをやっていくと、とてもきれいなログが出来上がっている人をちらほら見かけます。
 その時、私はこのような質問をしてみます。

「途中ぼーっとしたり、少し脱線したりは全くしなかったのですか?」

 この質問は責めたくて言っているのではないのです。ただ、ログは全てを記録しておく方が良いのです。勿論、良いログも、悪いログも

 記録漏れをして記録できてなかった、は仕方ありません。まだ慣れていませんから。
 でも、ここはぼーっとしていたから記録から外して次へ行こう、と言うのはよろしくありません。

 ぼーっとする時間も、長く休憩を取ったことも、みなさんの行動です
 そういうログが残ることで、ここで何を考えてたんだろう?とか、ここは疲れてたんだよな、とか、色々なものが見えてきます。

 見えてくれば、対策を考えやすくなります。
 例えば、同じ時間に必ずぼーっとするのなら、この時間には休憩を入れてしまおう(合法的にぼーっとしよう)とか

 自分が何をしているのか、ここで何をしたいのか。
 ここを明らかにすることが、自分の生活を楽にする、自分の時間的豊かさを生み出すコツなのです。

タスクシュートの始め方⑤段々と育っていくタスクシュートを楽しむ

 このように、色々なアプローチからタスクシュートを行っていくと、毎日タスクシュートが育っていきます。

 時々変な方向に育ってあまりしっくりこない部分があるかもしれませんが、しっくり来なかったら手を加えてみればいいのです

 こうしてみよう、ああしてみようと試行錯誤を繰り返すことで、自分にしっくりくるタスクシュートが出来上がることでしょう。

 出来上がっていくことで、自分の生活が楽しく、充実したものに変わっていきます。
 タスクシュートと私達認定トレーナーは、皆さんにこの体験を得て欲しいと常々思っているのです。

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