CCトークスキル〜トークスキルはイメージ以上に受動的なものである
おはようございます。今日も今日とてタスクシュート、ふぃるです。
トークスキルについてつらつらと書いていますが、察しの良い方は気づかれたかもしれません。
トークスキルとは、どううまく話すかの能動的なスキルではなく、いかに相手とのコミュニケーションの質を上げるかという受動的なスキルであるということに。
この部分はどうあっても勘違いが多く、結果として間違った方向に成長してしまう方もよく見られます。
そこで、改めてのまとめに近い記事になりますが、トークスキルがイメージ以上に受動的なものであることについてもう少し深掘りしていきましょう。
トークスキルの立ち位置を改めて
トークスキルという言葉から、話すことに関するスキルだと思いがちですし、その思考自体が間違っているわけではないのですが、トークスキルがどういう立ち位置に存在しているのかを改めて見ていきましょう。
トークスキルとは、コミュニケーションスキルという対人スキルの中に含まれており、ヒアリングスキル(リスニングスキルとも)とリードスキルとの三つ子の関係にあります。
話すスキルではありますが、この立ち位置にあるために、聞くスキルも誘導するスキルも一部に含まれることになります。
こういう立ち位置である以上、トークの円が広がるだけ広がったとしても、ヒアリングとリードの円も広がらなければ、コミュニケーションの三要素のバランスは広がりません。
これが、トークスキルを磨いているはずなのに、コミュニケーションがうまくなった実感が得られないということなのです。
コミュニケーションスキルを磨くことがトークスキルを磨くこと
つまり、コミュニケーションスキルを磨くことがトークスキルを磨くことになるわけです。
それは、ただ話すことに長ければ良いのではなく、聴くことにも長けなくてはならず、誘導することにも長けていなくてはなりません。
少しずつこの三つをバランスよく広げることは、どこか一つの要素だけを大きく広げるよりも効果は大きくなるでしょう。
どうしても、複数の要素が絡まるものを成長させたいときは、個別の要素に引っ張られがちになりますが、最も早いのは全てをバランスよく伸ばすことです。
これはタスクシュートの考え方にもつながっています。
どれか一つに集中してそこだけを片付けるよりも、広く手をつけて全部を片付けるように動く。その結果としてより大きな成果が得られるかもしれないことを期待する。
この部分と、トークスキルを成長させることはつながると言えますよね。
最後に
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