CCトークブログ〜声の準備の一番最初は、トーンの調整
おはようございます!今日も今日とてタスクシュート、ふぃるです。
月曜日はCCトークブログ!
…先週までのブログにタイトルつけて、毎週恒例にすることにしました。
今後はCCトークブログもよろしくお願いします!
さて、ミラーリング、挨拶の大切さを話してきたのですが、今日は声の準備の話、1回目です。
声の調整は色々とやることがありますが、大体の人は発生練習から始めるんじゃないでしょうか。
また、ボイトレに通う人もいるかもしれません。
でも、一番最初に準備することはそれではないんです。
ボイトレに通って、今日話することをきちんと説明してくれる、もしくは実行してくれる先生は信頼しましょう。
トーク的な意味でもきっちり教えてくれる先生です。
触れてこなかったとしたら?
きっと歌がすごい上手になりますよ!
さて、それでは声の準備の1回目、声のトーン調整の話です。
よろしくお願いします!
声の準備で一番最初にするのはトーン調整
トークスキルという意味で考えると、声の調整で一番最初にするのはトーン調整です。
なぜなら、聞こえやすい声のトーン、好印象の声のトーンというものは実在します。
そして、そのトーンは人によって違いますが、調整すべきポイントは一緒です。
そのポイントとは、気持ち高め、耳障りな高音が出ない程度、です。
そのため、人によって上げ幅は変わります。
例えば、低い声の男性は少し強めに上げるか、逆に下げて安心感で勝負します。
高い声の男性は、気持ち高め(半音から一音程度が多い)にします。
低い声の女性も、高い声の男性と同じくらい。
高い声の女性の場合、声質によって半音上げるか、半音から一音下げるかになります。
ちなみに、上の例は一般的な平均値で話をしました。
人によってはもっとあげたり、本当に気持ちの調整で終わる場合もあります。(4分の1音とか)
これらの声に調整する理由は、お客様の耳に届きやすく、耳障りな音が入らないトーンがそのあたりだから、です。
人が普通に話しやすく、自分の耳で聞いた場合に綺麗に(カッコよく)聞こえる声は逆に気持ち低めなのです。
一度自分の声を録音してから聞いてみたら、違和感を感じることがありませんか?
それが、自分の耳で聞く場合と、外部からの音を聞く場合のトーン差になるわけです。
トーン差が発生する理由は人体構造が理由
では、なぜこのようなトーン差が発生するのでしょうか?
それは、人体構造上に理由があります。
人体は、声帯と鼓膜が近い位置にあり、すべて皮膚や骨で繋がったり覆われたりしています。
同時に、声を含む音は波動です。
この音が波動であることと、皮膚や骨で覆われていることが組み合わさると、何が起こるでしょうか?
それは、頭部で起こる反響です。
自分で発した声を自分自身で聞く場合、頭部で反響が起こった状態で鼓膜に届きます。
そのため、録音した音とずれが出るのです。
この時に常に意識すべきことは、自分で聞いている音と同じ音を聞いている人はいない、ということ。
自分に違和感があっても、他者に聞きやすい声に調整するのが一番伝わりやすいのです。
また、声の要素では一番基礎にあたるのが声のトーンです。
トーンという基礎をしっかりさせてから、その上に滑舌という柱を立て、感情という壁を立ててから、気持ちという屋根を載せるのです。
この家を組み上げることで聞きやすく、伝わりやすい声が出来上がるのです。
まとめ
まず最初にする声の準備はトーン調整から、というお話でした。
これからも声のことについて色々とお話ししていきますが、それを待っている時間がないとか、実際にどうすればいいのかもう少し細かく聞きたい、また、今日の話題のような、誰かに聴いてもらったほうが調整しやすいということもありますよね。
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最後に
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