タスクシュートだけに集中するとは?【ユタカジン】
おはようございます。 今日も今日とてタスクシュート、ふぃるです!
タスクシュートを使っていると、タスクシュートに集中してタスクをこなす、という表現がよく出てくるのですが、それってどういう意味なんだろう?と思ったことはありませんか?
私は、タスクシュートをはじめたばかりの頃に、この言葉の意味に悩んだことがありました。
タスク管理ツールはタスクシュートしか使ってないんだから、タスクシュートに集中しているんじゃないか?のように。
その頃と今とでは、立場も知識もスキルも変わってきたので、当時の自分を救うため、同じ状況に陥っている人を助けるため、改めてまとめてみようと思います。
タスクシュートだけを使っている=集中しているではない
まず、タスクシュートだけを使っていることと、タスクシュートに集中していることは違います。
タスクシュートに集中して、十分に使っているかどうか、であればイコールになります。
ただ緩慢に、スタートボタンを押して、タスクを初めて、タスクを終わってストップボタンを押す。これの繰り返しだけではタスクシュートだけを使っているとは言いにくい点があります。
より正確には、ログとして使っている分には正しいのですが、『ただ緩慢に』つかっているのであれば、レビューとプランが弱いのかもしれません。
レビューとプランをしっかり行うと、タスクごとに取り組み方に変化が出てくることもあります。
つまり、全てのプランが全く同じやり方で漫然と進むわけではないのです。
そこで、私がいろんなタスクを行う中で、いくつか組み合わせている行動パターンを紹介しましょう。
タイプ1:タイマーをセットする
まず、仕事で多いのですが、今日中に仕上げる必要がないのに、今日も手を付けたいタスク。これらのタスクを何も考えずに進めると、仕上げる必要がないのについつい最後まで仕上げてしまうことがあります。
これでは、他のタスクに使いたい時間を減らしてしまいますね。
そこで、タイマーをセットして、規定時間でタイマーが鳴るようにします。
そうすることで、一旦手を止めることが出来て、そこで現状を振り返ると、じゃぁここまでやろう、と終了ポイントを設定できるのです。
結果、終了ポイントまで進めて、翌日改めてタイマーセットから同じタスクを実行するわけですね。
このやり方のメリットは、メリハリなくダラダラとタスクを進めることがなくなることです。
タスクシュートは着手にフォーカスする手法ですが、私達は小さい頃から教え込まれた結果、終了にフォーカスしたがります。
終了にフォーカスしてしまうと、終わるまでやらないと気持ち悪いという感情に苛まれますが、それを強制的に終了するための方策と言うわけです。
最初は違和感を感じるかもしれませんが、2週間もすればそれが当たり前になってくるので、最初だけ制限をかけるようにするとよいのかもしれません。
タイプ2:恐れずに前倒しをする
タスクシュートを使っていて、セクションで分割すると、今のセクションのタスクが終了して、まだ時間があるときでも次のセクションのタスクは次のセクション開始時間を過ぎるまで着手しない、という例が多々あります。
ですが、セクションはその枠でそのタスクを終わらせるものではなく、単に自分の中のモードを切り替えるための目安のようなものです。
つまり、セクションを超えてタスクを前倒し完了させることは推奨です。
むしろ、前倒し完了させてしまって全て問題なく終わっている状態から、新しく何をやろうかな、と考えて行動した方が、その日のレビューと翌日のプランでより良いタスクシュートが出来上がることでしょう。
だからこそ、タスクシュートで前倒しすることは恐れずに、出来ることは出来るうちに終わらせてしまう癖をつけることが大切です。
タイプ3:タスクシュートをトンネルとして使う
これは、行動が散漫になりがちな人に有効な手段なのですが、タスクシュートにかかれているタスクを終わらせることに集中して、それが終わるまでは、別のタスクにかからない、と決めて行動することを意味しています。
私も行動散漫型で、ある行動をとっている最中に別の行動をとりたくなって、(思い出して)取ってしまうことがあるのですが、これをやりすぎるとどうでもよい割り込みタスクの山が出来上がり、タスクシュートが完了できずに先送りを作った、と言う経験があります。
そこで、私がとった対策は、タスクシュートのタスクリストが完了するまでは、余程のものでなければ割り込みタスクとして認めない、と言う行動です。
それでも頭には色々なタスクが浮かんできます。
その浮かんできたタスクは、セクションなしでとにかく入力だけしておきました。
そして、タスクシュートを完遂した後で改めて読み返して、やるべきことをやるようにしたわけです。
実際にこのやり方をしてみると、なんだ、全然不要じゃないか、と言う様などうでもよいタスクも入力されています。
恐らくは、そのタスクをやりたくないと考えている自分が逃げるために作り出した『今必要なタスク』だったのでしょう。
このように、人間の脳は自分自身をも騙そうとしてくることがあります。
気を付けたいですね。
タイプ4:「やる気がしない」は無視する
これは、私の仲間であるタスクシュート認定トレーナーのkeiさんのXポストを見てなるほど!と思い実行している方法です。
そのポストが、こちら。
私自身も、「やる気がしない」に負けて行動が止まることが多々あるので、これは深いな!と思いました。
私はまだまだ修行中の身ですが、それでもこの方法のおかげで「やる気がしない」に負ける頻度は間違いなく低下しました。
この方法は、皆さんにおすすめですね!
まとめ
タスクシュートに集中するから、タスクシュートに集中している時にはどんな行動をとっているんだろうか、という話をさせていただきました。
これらの行動は、タスクシュートへの集中を上げてくれて、よりタスクシュートを効果的に利用することが出来るようになります。
それが、時間的豊かさへの一歩となるのですから、タスクシュートへの集中、皆さんも意識してみましょうね。
最後に
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