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タスクシュート日記~逆算思考をやめて仕事が楽しくなった話

 おはようございます。今日も今日とてタスクシュート、ふぃるです。

 タスクシュートを習得すると、順算思考が身につきます。
 とはいえ、逆算思考を完全に捨てたわけではないのですが。(会社の年次目標設定はどうしても逆算する必要があったりするから)

 イメージとしては、日々のタスクをこなしていく部分においては逆算思考より順算思考の方が役に立ちます。
 なぜなら、自分のメンタルにかかる負荷が段違いに下がるからです。

 今日は私の実例をもとに、順算思考で仕事が楽しくなったことをお話ししましょう。


一日で終わるはずのないタスクに着手する

 私のタスクは、当日中に絶対に終わるタスクと、一日では絶対に終わらないタスク、一人では完了できないタスクの3つに分けられます。

 当日中に絶対に終わるタスクは、見積もり時間を正しく設定すればよいだけなので、比較的きれいに回っていきますし、一人では完了できないタスクは、自分の作業分だけを取れば一日で終わるタスクなので、これもきれいに回ります。

 問題は、一日では絶対に終わらないタスク。
 作業量が膨大な単純作業がこの例に当たります。

 この膨大すぎる単純作業がとにかく私は苦手でして、タスクシュート導入前は、先送りをしまくった挙句、無理やり二日くらいで終了させることがよくあるパターンでした。
 いわゆる先送りしまくり、と言うやつですね。

 これが、タスクシュートを導入し、順算思考を身につけてからはどう変わったのでしょうか。

 とりあえず、毎日30分、作業タスクを登録し、ルーチン化します。
 あとは、毎日着手するだけ
です。

着手で積み上げたタスクは仕上げが楽しくなる

 調子が乗っている時は30分とは言わずにもっと長く作業することもありますし、着手はしたものの気分が乗らない時は10分で切り上げたりもします。

 ですが、0より1は絶対に多いのです。
 ほんの少しだけでも着手していれば、間違いなく前日よりも進んでいます。

 前日よりも進んでいるということは、ある程度の設計図が出来ている事でもあり、翌日に始めるときはその設計図に従って作成すればよいということでもあります。

 もし、設計図に矛盾を見つけたら設計図を修正するだけで十分で、今までの作業が無駄になることはありません。
 逆に、矛盾を見つけたことで作成物の質が上がるまであります。

 1日2日で無理やり作り上げたものよりも質が上がるとなれば、作業自体も楽しくなってくるわけです。

 ちなみに、逆算を全くしないで積み上げているだけなので、締め切りギリギリで駆け込み作成をすることも未だにありますが、その時でも気分のノリが違います

 何もない所から1から作るのとは違って、ある程度組みあがっているものを仕上げる状況になっているからです。

 何もない所に新しく何かを積み上げ始めるのは相当パワーがいるのですが、既に設計図が出来上がっているのもをくみ上げるだけならかけるパワーが少なくて済むのです。

 この効率化できたエネルギーもタスク進行につぎ込むから、逆算→先送り→いきあたりばったりよりも、順算→積み上げ→ラストスパートの方が楽しく仕事が出来ているわけです。

 感覚的な話も含まれるので、全てを言葉で説明することは難しいのですが、一度試してみてこの感覚を味わってもらいたいなぁと思っています。

最後に

タスクシュート協会主催のマガジン、ユタカジンがはじまりました!
 私も3月から毎週水曜日に寄稿していきます。

 ほかにもたくさんの認定トレーナーが毎日日替わりで記事を上げている楽しくも役に立つマガジンですので、よろしければぜひご覧くださいね!


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