タスクシュート日記〜1分着手の意味と狙い
おはようございます。今日も今日とてタスクシュート、ふぃるです!
タスクシュートを勉強していくと、(特に協会メンバーに教わると)1分着手、と言う言葉がよく出てきます。
タスクを1分だけでいいから着手しよう、と言う意味でなのですが、1分じゃどんなタスクも終わりませんよね?(トイレとか簡単すぎるものは除く)
そんな1分着手にはどんな意味と狙いがあるのでしょうか?今日はこの辺りを話していきます。
1分着手とは?詳しく説明
1分着手とは、残りタスクが溜まってきて、見積もり通りにやっては到底終わらないぞ、と言うことがわかった時に、先送りをしないために1分だけでもいいから着手しよう、と言うタスクシュートのテクニックです。
1分では当然終わるはずもないので、終わらせることではなく、今日きちんと着手した、と言う実績を得ることが目的です。
でも、終わらなければ先送りになるんんじゃないか?と思った方、タスクシュートにおいては、タスクの完了は先送りの条件に入りません。
例えば、1000ページの本を書く、と言うタスクがあるとします。このタスクはどんなに頑張っても1日で終わるはずがありません。
つまり、どんなに頑張っても当日中に終わらないタスクが存在する以上、イマココ、今日のタスクに集中するタスクシュートでは、タスクが終わるかどうかは問わないのです。
着手すれば、先送りにならない。これはタスクシュートの大切なルールです。だからこそ、1分着手という必殺技が機能するわけですね。
では、1分着手にはどんな意味と狙いがあるんでしょうか?
1分着手はこんなに凄い意味と狙いがあった
1分着手は、先送りをなくすためのテクニック、と言いましたが、それはタスクシュートに慣れていない人に向けた説明でもあります。
まず、チートっぽく見えてもいいから先送りを0にすることを考えよう、というわけです。
でも、タスクシュートに慣れてくると、この言葉の裏にある意味が見えてきます。
まず、1分だけやろうとしてタスクに着手したとしましょう。すると、大抵1分じゃ終わらずもう少し長くやっていたことに気づきます。長くと言ってもせいぜい最長10分程度ではありますが、ある程度キリのいいところまで進めることができるわけです。
本当に1分だけやるのではなく、ある程度納得のいく時間だけ進めることになるので、本当にタスクをやったという気持ちになれる効果があります。
次に、タスクシューター自身へのメンタル管理の意味合いもあります。
予定していたタスクができなかった、となると、できなかったの部分が重くのしかかってきます。
アクシデントがあって仕方がなかったと考えても、メンタルの奥では重くのしかかったできなかったが、テンションを押し下げていきます。
それに対して、例え1分だけでも着手することで、少ないけど予定したタスクは終わらせた、となります。
タスク自体が完了しなくても、予定したタスクはやって終わらせたわけです。この事実がメンタルを落ち着かせてくれます。
完了しなかったけど、今日も手をつけることはできた。明日はもっと進めよう、と言った感じに。
そして、1番の意味は、タスクシュートにおける、タスク着手=タスク完了ではないという最も重要な部分を身につけるということです。
人間長く生きていれば生きているほど、タスクを着手すること=タスクを完了することと思いがちです。実際には、絶対に終わらないタスクがあるというのに。
この固着した考え方をほぐすことで、タスクを正しく認識することができるのです。そして、正しく認識したタスクをタスクシュートで管理することで、より正確に今日を認識することができるようになり、自分の時間の使い方を正しく認識することができるようになるわけですね。
正しく認識できれば、調整もうまくいきますし、何より時間的豊かさへの入り口へ踏み込むことができるようになるわけです。これは、時間に追われる人たちにとっての救いになることでしょう。
最後に
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