タスクシュート日記〜時間の使い方の癖を理解するには
タスクシュートをやっていると、自分の時間の使い方の癖が見えてきます。
自分のタスクの記録をとっているのですから当然といえば当然ですが、ただ記録だけをしていると理解まで至るのは難しかったりもします。
タスクシュートはサイクルをしっかり回すことでより効果が上がってきます。
その効果が上がる理由の一つが時間の使い方の癖がわかることがあるのです。
どうすれば癖を理解できるのか、今日はこの辺りをまとめてみます。
タスクシュートのサイクルをおさらいしよう
それでは、タスクシュートのサイクルを一度おさらいしてみましょう。
タスクシュートは、プラン→ログ→ルーチンのサイクルがあります。
まずプランで今日1日の予定タスクをまとめます。
まとめたタスクを先送りゼロを目指してログを取り、1日を完了します。
1日が完了したら、レビューを行い、定期的に実行しているタスクをルーチン化します。
ここまで終えたら翌日。またプランに戻ります。
このサイクルを回していけば、自分の予定タスクが自然と出来上がっていくのですが、レビューのタイミングで自分の癖が見えてくることがあるのです。
レビューを行うことで見えてくるものが多い
レビューは、今日1日のタスクを振り返って行って、定期的にやるものをルーチン化していく作業です。
この作業を行う時は、タスクを一つ一つ確認していきます。
そうすると、タスクの並びに違和感があったり、うまく実行できなかったタスクを思い出したりします。
何も考えずに実行して記録したら違和感があった、これがあなたの癖といえます。うまく実行できなかった場合、その前後のタスクや時間帯にうまくいかなかった原因があるかもしれません。
もしかしたら、夜がいいと思っていたタスクは、本当は朝にやった方が1日をスムーズに進めてくれるかもしれません。
実は、これらは私のレビューの中で実際に感じたことであり、実際に変えてみたら1日の満足度が上がった事例でもあります。
ただ、癖を見つけた時に何でもかんでも直そうと思うのも正しいわけではないのが難しい所です。
癖があるからとはいえ悪いばかりとは言い切れない
それは、レビューの場では悪い癖だと思っていても、実際にはその癖があるからうまく回っていると言うこともあり得るからです。
無駄に見えたことは大切なことだった、と言うのはタスクに限らず生活の中ではいくらでもあります。
適切な時間で入れる昼寝はその後の効率を上げてくれます。
そこで気持ちが乗らなければ逆にダラダラしてしまうかもしれません。
このダラダラの部分だけをとって効率が上がる部分を無視するのも違うわけです。
では、良いか悪いかはどう判断すべきなのでしょうか?
まずはトライ&エラーから。しっくりくる場所を探そう
人によりやり方は違うかもしれませんので、私のやり方としてご案内すると、私はトライ&エラーを繰り返すやり方が向いています。
なので、少し弄ってみる。
弄ってみて違和感があったら、戻せばいいし、しっくりきたらそのままにすればいい。
でも、しっくりきたと思っていても、他を変えたらまた違和感が来るかもしれない。
その場合はまた、トライしてみる。
この繰り返しです。
コツコツと一歩一歩進む地道な作業ですが、一歩ずらしただけでこんなに変化するんだ、と楽しくなります。
自分の生活を自分で最適化しているんだなぁと言う実感もまた、ワクワクさせてくれるものです。
楽しさをワクワクが一定を超えると、生活がしっくりきて楽になります。
あなたもタスクシュートでこのしっくりを一緒に探してみませんか?
最後に
タスクシュートに興味を持っていただけたら、ぜひタスクシュート協会も覗いてみてください。
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