ハンブルクで、フリーランスビザ申請③
無事、ビザ取得できました!この1ヶ月はとても長く感じました。
私は、コンサルタントや弁護士を利用せず、自分で書類作成し、申請当日も誰の同伴もなしで、申請しました。
予約当日からの流れをこちらに記録いたします。
過去の記事は、こちら
ハンブルクで、フリーランスビザ申請①
https://note.mu/sustainable_life/n/n2598c9ad0e97
ハンブルクで、フリーランスビザ申請②
3https://note.mu/sustainable_life/n/nb308b5a967c2
念には念をということで、申請書類は、自分用にコピーを取っておきました。
やっときた予約当日は、念のため早めにセンターへ向かいました。服装は、サテンの白シャツに黒のパンツ、ヒール低めの黒のエナメルパンプスで、向かいました。出来るだけ好印象を与えるため、カジュアルな服装は避けました。
ハンブルクウェルカムセンターは、ハンブルク市庁舎の入り口の反対方向にあります。入り口が、ちょっと分かりにくく時間がかかったため、早めに到着しておいてよかったです。
受付を通り、モニターの前で、予約番号が表示されるのを待ちます。
表示されたら、指定の部屋へ向かいます。そして、精一杯準備した申し込み書類を提出し、簡単な質問事項に答えます。
緊張しまくっていたのですが、女性の担当者は、丁寧に英語で接してくれて、楽しく会話することができました。(私は、ドイツ語初心者のため英語でのやり取りにしてもらいましたが、もちろんドイツ語が話せた方が良いです。だってドイツに住むのですから。耳が痛い...)
聞かれたことは、主に下記の内容です。
・何の種類の滞在許可を申し込みたいのか
・どんな仕事をするのか(これは、滞在許可証に記されます。)
・身長と目の色
・入国日(ドイツ入国日を聞かれますが、ドイツの前にシェンゲンに入国した場合は、その日にちを必ず伝えてください。私は、あとで大変なことになりそうでした。)
今までずっとビザという言葉を使ってきましたが、正確にはレジデンスパーミット(滞在許可)です。ビザだと通じないことがありますので、ご注意ください。
たまたま担当者のお母さんが、私の前に勤めていた会社で、よくショッピングをしているとのことだったので、私のキャリアが十分であることや、ドイツ人上司からの推薦状をもらっていることをアピールしました。
「あなたの書類なら全て揃っているし問題なさそうね」と言われ、指紋をスキャンして、証明写真を渡し、書類にサインをしました。
一通り終わると、カードを渡されて、支払い機で手数料を支払います。100ユーロでした。
支払い済みのレシートを持って、部屋へ戻り、レシートを一枚渡します。
その後、2〜3週間くらいで審査が終わり、PINコードが郵送され、IDカードの発行がされたら、受け取りに来てくださいと説明がありました。3~4週間経っても何も知らせがなかったら、センターへ連絡してくださいと言われました。
3週間後、何も連絡なし。
観光ビザが切れてしまうこともあり、電話、メールでセンターに連絡をします。
ドイツあるあるかもしれませんが、対応する人により言う事が違います。
6週間以上かかるケースも最近多いよとか、私たちはすぐに返事をしなければなりませんねとか、もう2週間待ってください、グッドラック!とか、いろんなこと言われました。
待っている間は、本当に心配で、不安で、すごいストレスがかかりました。
でも、そうこう言っているうちに観光ビザが切れてしまい、ドイツ人の友人に助けてもらい、テンポラリーパーミット(Übergangsschreiben)を発行してもらう運びになりました。
慌てて直接センターへ行き、観光ビザが切れたと事情を話しテンポラリーパーミット(Übergangsschreiben)をくださいと話しました。私は、翌週にスウェーデンへ行く予定がありましたので、ドイツ国外に出られるテンポラリーパーミット(Übergangsschreiben)をくださいと話し、すぐに紙の証明書を発行してもらいました。3ヶ月有効のものでした。これは、無料で発行してもらえました。
やれやれ、これでしばらくの間安心してドイツに滞在できると思っていたら、テンポラリーパーミット(Übergangsschreiben)発行後の午後、センターからメールが入っていました。
「審査機関からポジティブアンサーがきました、IDカードが発行される前にドイツ国外に出る場合はステッカーをパスポートに貼りますので、49ユーロとパスポートを持って、営業時間内にお越しください。」
えーーー、さっき、センター行ってきたところなのに。
すぐにステッカーが必要だったので、再度センターに行き、受付を済ませ、パスポートにステッカーを貼ってもらいました!
この時の担当の方によると、午前中に発行してもらった紙のテンポラリーパーミットは、ドイツ国外のシェンゲンに行くこと、ドイツに再入国する事ができないということでした。なんだそりゃ、、、
数年前から、審査機関は、ベルリンに移り、そのためかなり時間がかかるようになったとのこと。(でも最初の申請時には、2、3週間って説明あったのになあ。)
審査機関からポジティブアンサーが出たら、センターは、IDカードを発注し、出来上がるまで3〜4週間かかるとのことです。そして、ベルリンの審査機関から、PINコードが郵送されてくるそうです。
とりあえず、一回の書類提出(追加書類なし)で、申請から1ヶ月で、滞在許可がおりました。IDカード入手までは、約2ヶ月。おそらくこれは、うまくいったケースかもしれません。
なぜなら、知人の日本人男性は、企業に就職して、就労ビザがおりるまで、3ヶ月程度かかっていました。
セルフエンプロイメントやフリーランスの場合は、それ以上にかかる可能性もあります。
重要なことは、
ドイツ(シェンゲン圏内)に入国したら、出来るだけ早く申請すること!(もちろん申請の予約を早めに行うこと)
書類の準備は万全に行うこと!
この二つです。
そして、約3週間後に、PINコードが書かれた書類が郵送されてきました。そして数日置いてから、IDカードを取りにウェルカムセンターへ。
IDカードの引き取りには、予約は不要です。曜日によって受付可能時間が違いますので、時間内に引き取りに行ってください。
あとは、パスポートを持ってセンターに行き、受付横にある発券機でカード引き取りの項目を押して、番号の書かれた紙を持って、スクリーンに番号が表示されたら指定のブースに行きます。
そして、無事、IDカードを取得できました!
1年半の滞在許可が出ました!