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もっと真VVのBGMを聴けよ!
なぜもっと話題にならない!?
泣く子も黙る超絶RPG『真・女神転生Ⅴ Vengeance』
僕的にはもっと売れるべきだし、もっと話題になるべきだと思っている。
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誇張抜きで2024年に発売されたRPGの中でトップ3に入るくらい面白い。
なんなら歴代のRPG史でも、バトル・育成面ならトップかもしれない。
しかし、本作の面白さは各所で触れられているのでここでは語らないでおこう。
今回僕が語りたいのはBGMだ。
マジでかっけえ曲しかねえんだよ。全人類が聞くべきなんだよ。
作曲家の小塚良太さんは天才ってレベルじゃねえんだ。
アトラスのゲームでBGMがピックアップされるのは、専ら『ペルソナ』だけど、こっちだって注目されていいじゃない!
ということで卒倒必至のクールBGMをお届けしよう。
Battle -Qadištu-
なんじゃあこれぃ・・・・・(失神)
真VV全体を通してライバル的な立ち位置に属する『カディシュトゥ』と戦う際に流れる曲
ナアマの魅了にブチ切れるのはお約束だよね。
女性ボスにピッタリな艶絶さ・不気味ながらもカリスマ性溢れる彼女たちを表現するのにピッタリ
ピアノイントロから一気にテクノの様相を発揮する展開も大好物だ。
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Battle -Da'at- "Vengeance"
真VVで追加された『復讐の女神編』で流れる通常戦闘曲
もう一度言います。通常戦闘曲です。
つまり雑魚戦の度にこれが聞けるってワケよ。どう考えても頭おかしいよね。
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何がいいって、戦闘画面に入ってボタンを押すまで静かなイントロが流れ続けるところ。
んでもってボタン押した瞬間にBGMが流れ出す。
こういう細かい演出も映画っぽくてすき。
Battle -Beelzebub-
ヤバいって。流石にヤバすぎる。
タイトルの通りベルゼブブ戦で流れるんだけど、初めて聞いたときはぶったまげた。
コントローラー置いて曲聞いたもん。
RPGであるあるなのが、重要ボスはオーケストラBGMで重厚感を出すという手法だ。
それが悪いってワケじゃない。ただ食傷気味なのは否定できない。
これ聞いた?テクノファンクよ?
ボス戦のBGMテクノファンクにしようって発想がセンスの塊だよね。
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Battle -alkalic acid rush-
カッコ良すぎて馬鹿。
みんな大好きマーラ戦のBGM
メガトンプレスで全滅したのもいい思い出です。
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ベースラインのクールさが常軌を逸してる。そりゃイきり立つのも仕方ないよ。
ブチ上がる曲ってのはこういうことを言うのよ。
Da'at: shinjuku 3rd block
新宿3丁目で流れるんだけど、これも言葉を失うクールさに包まれてる。
悪魔が跋扈する異世界、不穏な空気と”死の匂い”が常に漂う街にこれほどマッチする曲はない。
そう、真VVのフィールド曲はどれもが『怖くてカッコいい』んだ。
色々な芸術作品で『恐怖とクールさ』は表裏一体だと証明されているけど、本ゲームのBGMもそれを体現していると言える。
新宿3丁目から歌舞伎町に行くとね、BGMの切り替わりがまたカッケえんだよな!!
Battle -Masakado-
「マサカド戦のBGMどうしよう?」と考えたとき、普通なら和風のテイストを入れたくなるはず。
しかし、天才・小塚良太は違う。
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なんとテクノジャズにしちゃったのだ。おいおい!どこまで俺を喜ばせるんだよ!!
いわゆる分かりやすい『サビ』みたいな部分がないのも良い。これこそオシャレの暴力
サホリとタオ
テクノだけじゃねえんだ。
サホリとタオ、どちらも思い枷を背負った少女なのだが、2人の繊細な気持ちが見事に表現されている。
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あのね、こういう物悲しい曲は大好物です。一人部屋の中でセンチメンタルになれます。
Battle -primordial goddess-
終盤の大ボス『ティアマト戦』BGMです。最高です。
ドラムンベース軸の激しいリズムに相反するエモーショナルなメロディー…。
こんなんニヤニヤするに決まってるじゃないすか!なあ小塚!!
特に大好きなのが2:22からボーカルオンになる部分
ティアマト戦に相応しい荘厳さがあるにも関わらず、どこか退廃的なんだよね。
世界の破壊、そして創造。これから始まる目的の大きさを改めて感じる。
こんなに音が沢山ある曲なのに、寂しさもあんのよ。なんなんだよこれ
まとめ
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真VVの曲は話題にならなきゃおかしいんだ。
だってこんなにカッコいいんだもん。
全体を通してハウスミュージック、テクノファンクで統一されているので、人によっては面食らうかもしれない。
いわゆる『ゲームミュージックぽさ』を感じる曲は少ないと思う。
どちらかというとクラブとかでかかってるジャンルの曲が多い。
だからこそ、だからこそ評価されてほしいのだ。
RPGにテクノが流れてるのに違和感が一切なく、むしろ没入感を120%に深めてくれる。
かつてペルソナ3はオンボーカル曲をBGMにして人気を博した。
真VVは、違った方向でスタイリッシュさ&クールさ満載なのだ。
ペルソナが足し算だとすれば、メガテンは引き算
どっちも言葉で形容できないほど、センスでぶん殴ってくる。どっちも大好き。ありがとアトラス
ということで、真VVの曲を皆聞こうね。