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プライズフィギュアを塗装したい

美少女プラモデルは高いけど、クレーンゲームで取れるプライズフィギュアなら、メルカリやヤフオクで安く手に入れられます。しかも、なかなかクオリティが高いんですよね。

そんなコスパの良いフィギュアをリペイントしたり、改造したりするのが楽しかったりします。こういう趣味趣向に興味や理解があるオトナな紳士淑女にだけ、この先は読んでもらいたいです。

美少女フィギュアを改造する遊び

プラモデルはバラバラのパーツを組み立てていくもので、フィギュアは基本的に完成形。フィギュアをいじる人って、プラモデルほどいないイメージなんです。

しかし、やり方が分からないからやってないだけで「フィギュアを自分の好みに変えたい」というニーズはあるようなんです。その証拠に…

この動画、なかなかのバズりを起こしました。10倍から100倍という勢いで再生されてました。

フィギュア改造のネックは塗装

フィギュアって、ポリ塩化ビニル(PVC)という軟質プラスチックが使われることが多いです。軟質なので、ある程度「変形させられる」んです。

これがクセモノで、塗装する時のネックポイントになっているんです。巷でホビー用に売っている塗料の多くは、硬質プラスチック向けなので。

ガイアノーツの「サーフェイサーEVO」という塗料は、フィギュア塗装用に開発されたらしくて重宝するんですが、問題なくはないんですよね。

プライマーで表面処理してみる

塗料の食いつきを良くしたり、素材を保護する役割を持っている表面処理剤を「プライマー」と呼びます。

ポリ塩化ビニルの表面処理剤として前評判の高い商品に「ミッチャクロン」というものがあります。これはガイアノーツの「ガイアマルチプライマー」と同じものです。これを使ってみたり…

染めQ・サーフェイサーEVO・ミスターベースホワイト・アクリジョンの4種類の塗料で比較検証してみたりもしました。

「Vカラー」がフィギュアに最適なのか

下地の素材を溶かして塗料を食いつかせるという特性を持っている「Vカラー」は、ウルトラマンやゴジラなどの特撮系によくある「ソフビ人形」ですら塗れちゃうものです。

なんですが、水性アクリル塗料の「シタデルカラー」や「ファレホ」で塗装しているモデラーさんもいるようなので、実験してみました。

「ABSやPVCに使える塗料選び」というテーマで、Vカラー, シタデルカラー, ファレホ, サーフェイサーEVO の4種類の塗料を比較しました。

色調や手に入れやすさを考えれば、サーフェイサーEVOで済ませたいところなんですが… 手足などを動かすことがあるなら、それ以外の選択肢を考えた方が良さそうなんですよね。

ミッチャクロンの代わりにVカラーを使う」というのも良さそうだな、って思える結果でした。

「Vカラー」は、塩化ビニル樹脂の混ざったエナメル系塗料のようですね。水性アクリル塗料なら上塗りしても大丈夫な気がするので、試してみなきゃですね。

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