アリなのかクモなのか僕はどう判断すべきなのか
ハイビスカスに”見た目はアリ”だが、”動きはクモ”のような昆虫が住み着いた。
アリなのか?クモなのか?いま冷静に振り返れば別にどっちだってよかったのだけれども、このときはどちらなのかを突き止めたかった。
クモの脚は8本、アリの脚は6本。脚を指差し確認したところ6本だからアリだ!と断定をするも、wikipediaによるとアリグモというクモは前脚2本を触覚に見立てアリに擬態するそうだ。そんなのアリ?
ときに知識というものは己の視野を狭め思い込みを生んでしまうな、と反省してしまう。
しかしアリであれば他のアリと協働し、そもそもハイビスカスなんぞに住み着くのではなく巣穴に戻るのでは?と考えるも、「ときに知識というものは己の視野を狭め思い込みを生んでしまう」から「もしかしたら単独でハイビスカスに住み着くアリもいるのでは?」と謎の思考の罠に陥るのであった。
そんなことを考えながらこのアリのようなクモのような生物を眺めていたら逆に憐れに思われたのか、謎の生物が目が合わせてくれた。顔がクモだ。
(写真わかりにくいですが、つぶらな瞳がクモのそれです)
そして糸を垂らして下に落ちてゆく。クモだ。
答え)クモだ。
そんなことをしながら「何者かが私の郵便ポストにマグネット式の広告を大量に貼り付けてくる」というアパートの住人からのクレームにどう対処するかを考えるので合った。