みかん🍊

プロテスタント教会牧師。マイノリティ宣教センター共同主事。以前は神学校で働いてました。…

みかん🍊

プロテスタント教会牧師。マイノリティ宣教センター共同主事。以前は神学校で働いてました。聖書のお話、フェミニスト神学することについての話+日常生活の中からポトンとおちる言葉を書いてます。ネコのいる暮らしをしています。キリスト教書き部部員、かな。フルーツ好きなマイナークリスチャン。

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マガジン

  • ぼくが聖書を好きな理由

    キリスト教の礼拝でするお話の原稿はこちらにまとめています。そんなに「新しい」とは自負していませんが、「正統派」に疲れた方々に届けたい聖書のまた一味違った魅力を書いています。

  • 読むたべもの

    食べ物に関する記事をまとめています。たべものを読みものにしたらどうなるか。不定期更新です。

  • 要求される共感を超えてに至るまで

    キリスト教月刊誌『福音と世界』2023年2月号に寄稿された「要求される『共感』を超えて」を執筆するに至った動機やその後をまとめている記事5本をマガジン形式で読んでいたけます。5回完結です。

最近の記事

恩義なき世界の創造神

創造神という神概念について考えさせられることが多い。 あの人も、この人も、神がつくったのだから〜

    • 最後の抵抗の言葉

      前回、エレミヤ書10章の話をしようと、まさに、行きつ戻りつ、で、6章から、8章から、そして11章からとエレミヤによる辛辣な言葉の深みにハマっていきました。 https://note.com/preview/n3c8fbe429e19?prev_access_key=b9d1517531215087f4f9e2ac6536a0b3 エレミヤは、10章の5節までのところで、民に対してガンガンに話しているのです。「惑うなよ!」と。これを書いて、

      • 叫びながら、行きつ戻りつ

        前回、アーメンの話を記録しました。 そのテーマについて、エレミヤ書から考えています。エレミヤ書11章5節で、エレミヤという預言者が「アーメン、ヤハウエ」と言っています。

        • アーメンの話

          キリスト教の礼拝では代表者が祈り、それにアーメンという言葉で応じます。そこに神の真実があるように、私もそれを願っている、という意思表示の言葉、それが

        恩義なき世界の創造神

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        • ぼくが聖書を好きな理由
          122本
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        • さわやかな方々と

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        • 9月の中旬になってしまいました!!

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        • みなさま 今月もありがとうございました

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        • ぼやけてます

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          恩義なき世界の創造神

          創造神という神概念について考えさせられることが多い。 あの人も、この人も、神がつくったのだから〜

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          最後の抵抗の言葉

          前回、エレミヤ書10章の話をしようと、まさに、行きつ戻りつ、で、6章から、8章から、そして11章からとエレミヤによる辛辣な言葉の深みにハマっていきました。 https://note.com/preview/n3c8fbe429e19?prev_access_key=b9d1517531215087f4f9e2ac6536a0b3 エレミヤは、10章の5節までのところで、民に対してガンガンに話しているのです。「惑うなよ!」と。これを書いて、

          最後の抵抗の言葉

          叫びながら、行きつ戻りつ

          前回、アーメンの話を記録しました。 そのテーマについて、エレミヤ書から考えています。エレミヤ書11章5節で、エレミヤという預言者が「アーメン、ヤハウエ」と言っています。

          叫びながら、行きつ戻りつ

          アーメンの話

          キリスト教の礼拝では代表者が祈り、それにアーメンという言葉で応じます。そこに神の真実があるように、私もそれを願っている、という意思表示の言葉、それが

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          エレミヤ書6章(3)

          宗教に安らぎを求める人が多いです。事実、神は人間を幸せにしようとしているなどという言説にすぐに溺れてしまいそうになります。しかし、神はみんなを幸せにしようというような甘い言葉を垂れる家長でもなければ、政党の党首でもありません。聖書に描かれている神は

          エレミヤ書6章(3)

          エレミヤ書6章(2)

          イエスは、「神は、一人が滅びることをも悲しむ」と語りました。しかし、エレミヤによれば、「父も子も共に、隣人も友も皆、滅びる」(21)と神はいうのです。一体どういうことなのでしょうか。もうエレミヤの言葉って、今、維持されている社会のシステムが根っこから変わるんだ!そんなふうにも響いてきます。さてはて、それはあなたにとってどんなふうに響いてきますか。私は正直、一気に変転されるのが怖い・・・そんな力はちょっとごめんだなあと思うのです。新しいようで、そんな強大な力で変化が生じたら、ま

          エレミヤ書6章(2)

        記事

          エレミヤ書6章(3)

          宗教に安らぎを求める人が多いです。事実、神は人間を幸せにしようとしているなどという言説にすぐに溺れてしまいそうになります。しかし、神はみんなを幸せにしようというような甘い言葉を垂れる家長でもなければ、政党の党首でもありません。聖書に描かれている神は

          エレミヤ書6章(3)

          エレミヤ書6章(2)

          イエスは、「神は、一人が滅びることをも悲しむ」と語りました。しかし、エレミヤによれば、「父も子も共に、隣人も友も皆、滅びる」(21)と神はいうのです。一体どういうことなのでしょうか。もうエレミヤの言葉って、今、維持されている社会のシステムが根っこから変わるんだ!そんなふうにも響いてきます。さてはて、それはあなたにとってどんなふうに響いてきますか。私は正直、一気に変転されるのが怖い・・・そんな力はちょっとごめんだなあと思うのです。新しいようで、そんな強大な力で変化が生じたら、ま

          エレミヤ書6章(2)

          エレミヤ書6章から(1)

          神は愛する民を正しい道に導くために滅びをもたらす。そんな話はもう終わりにしよう。 民がもう懲り懲りだと心底思って悔い改めることを願い、泣く泣く滅びを下した、そういう理解の根底には、神は人間の調教師、愛の鞭を振る教師、家長という人間社会の投影があるのです。  神が民へ滅びを宣告するのは、懲らしめの教育効果を求めるためという言説が、どれほどの暴力を生み出してきたことか。家で、学校で、職場で、教会で。信徒教育という名のもとでなんでもありになっていた教会で、いまだに、「次に来る牧師

          エレミヤ書6章から(1)

          本当にそれは無理なのか〜エレミヤ書1章を読む

          預言書には、特別な響きがあります。担うことができそうにないことは、できませんと正直にいうのが正しいとされているまともすぎる世の中です。しかし、できそうにないことを「はい、私がやりましょう」というようになる、ある意味超えていくのは、神との真剣な向き合いがあった時だと今日の聖書の箇所から学ぶことができます。

          本当にそれは無理なのか〜エレミヤ書1章を読む

          ボーダーとは何か 2

          タイとミャンマーの「国境」に位置する町からさらに1時間ほど南部へ移動した。そこもなお、川が国境」となっています。 トップ画像に挙げているのは、朝早く移動中に見た、カレン側にかかった虹です。 ガイドブック(電子情報)によれば、国境にかかる橋は「フレンドシップブリッジ」と言われ、観光地にもなっています。今回の旅では私はそこを訪れることはありませんでした(避けているわけではなくて、本当にわざわざそこへ行く時間がないので、それはまた今度)。しかし、

          ボーダーとは何か 2

          ボーダーとは何か 1

          この旅を通じて私はかなり多くの女性リーダーたちに出会わされています。不思議です。

          ボーダーとは何か 1

          心折れる時

          世界が剣で真っ二つに分けられているような感覚を覚える。

          リベンジができたとしても

          こちらは昨日発行の教会のウィークリーニュースに書いたものです。 最後まで無料でお読みいただけるようにしています。 創世記45章1-8節からの聖書のお話です。創世記とエステル記が響き合ったところは、うんうん、悪くない!と思っています。礼拝では、この話をベースにヨセフが完全なる善人ではなく、戸惑い、葛藤し、悶絶しつつ、抵抗の言葉を語ることを読み解きました。 それは、誰もそばにいなくなってから起こったのです。 エステル記という小さな物語が旧約聖書の中にあります(旧約763ペー

          リベンジができたとしても

          ほんとうに富を積まずに、安心することができるのか

          ほんとうに富を積まずに、安心することができるでしょうか。 そんなことを考えさせられる聖書の箇所でした。 ヨセフの話の中でも、話の中でも、飢饉を予告してヨセフが牢屋から出されて大臣にまでなるそんな箇所、創世記41章の話です。たいがい、この箇所から聞こえてしまうのは、ヨセフと神はずっと共におられた、ということなのでしょう。牢屋に入れられても、なお。

          ほんとうに富を積まずに、安心することができるのか

          夏休みのリスト

          後期授業スタート。 夏休みは行ってしまいました。 夏休み前には、あれも、これも、と調べものリスト、読みものリストをつくっていたのに、結局リストマニアで終わってしまいました。宿題できていない人の気持ち、痛いほどわかる今です。 月末からタイへ小さい旅。 そのあとは、キリスト教講座が一つあります。創世記をやる予定にしています。何をやってもよく、まるまる渡していただいたので「聖書をほどく」時間が自分が一番やりたいことだなぁと思い、そういうプログラムにしました。 11月は西へ。

          夏休みのリスト

          また女がワルモノにされるのか!〜創世記39章 ポティファルの妻〜

          聖書に書かれている物語では、ポティファルの妻は「悪者」と思われてきましたね。ヨセフを自分のものにしようとしていたのにうまくいかなかったので、嘘を述べ、ヨセフを牢屋へと送ったのです。独りよがりで、わがまま、嘘つき、そんなふうにポティファルの妻のことを読み取るのは簡単です。 ヨセフがいうことを聞かなかったので、

          また女がワルモノにされるのか!〜創世記39章 ポティファルの妻〜

          夢のこと〜何が語られ続けるべきなのか

          ヨセフは数奇な運命をたどります。そして、兄たちや親は、餓死せずに助かるのです。ヨセフによって招かれ、移民になります。もちろん、その時点で、

          夢のこと〜何が語られ続けるべきなのか