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【備忘録】整理は生活を豊かにしてくれる
最近、モノが増えてきたので断捨離をした
余計なモノが減ると気持ちがスッキリするので、断捨離がスキだし、モノが使いやすいように置き場所とかを考えるのもスキ
もはや、趣味である
「整理を仕事にできたら達成感ありそうだなぁ」
軽ーい気持ちで調べてみると、「整理収納アドバイザー」という職業があることがわかり、とりあえず本1冊買ってみた
「整理」をしっかり定義している点や、生活をよりよくする整理について思いのほか理論的に書かれていて感動したので、まとめてみようと思う
整理=自分の「必要」を把握して使いやすいように置き場所を決めること
「そもそも、整理ってなんだろう?」
この本は、整理を定義するところから始まる
私の解釈では
「自分にとって必要なものを見極め、使いやすくなるように位置を決めること」
すでにやっていたことではあるけど、整理ってしっかり定義できるんだなーと驚きだし、定義自体がやることになっていて、やることがハッキリとわかる
そして、整理をする効果を読んでみると…
いらないモノを置く場所の分家賃↓:節約できる
趣味や自分磨きがはかどる:時間ができる
整理したくなるメリットしかない
「家賃が減る」というのは、しぶさん始めミニマリスト界隈でよく聞くし、「やりたいことに没頭できる」というのは余計な片付けや探し物が減って時間ができるという意味なのだろう(経験済み)
自分の生活を考えれば「必要」がわかる
じゃあ、自分に必要なモノってどうしたらわかるのか?
それには、普段どうやって生活しているかを考えることが大事らしい
例
・料理が好きで自宅で知人に料理をふるまうことが多い
-食器類が3セット、少しオシャレなモノが必要
・仕事が忙しいから平日の家事を楽にしたい
-アイロンがいらないシャツ、週末にまとめて洗濯するから5枚は必要
人によって必要なモノの特徴や量が違うため、自分の生活スタイルに合わせて「こういうのがあればいいな」「これくらいあればいいな」と必要なモノを具体的に考える
すると、不要なモノを買う/もらうことがなくなり、モノが無限に増えなくなるとのこと
ただ単に「あの人はあんなモノをこれくらい持ってるから」とマネをしても、「やっぱり違うな」と買い替えたり、モノが減りすぎて買い戻すというのを繰り返してしまうことになる
モノをつくった人の想いが生かされているか
そうやってモノが無限に増えないように、不要なモノを捨てる必要が出てくる
この時、どういったモノを捨てるのか?
それは、「まだ使えるけど今使わないもの」で、具体的には収納の奥の方にあるモノ、ひどい時には存在を忘れられているモノである
「まだ使えるのにもったいない」
そうやって捨てるのに抵抗を感じるかもしれないが、文中にある通り「モノを作った人が考えたように使われていない方がもったいない」のである
どうしても捨てられない場合は、状態が良ければメルカリに出したり、悪ければリサイクルに出すなどすればいいかもしれない
手が届きやすい場所に置く/用途ごとにまとめて置く
そして、必要なモノだけを手元に残したら、普段家の中でどう動いているかを考える
次に、動きに合わせて、取り出しやすさや使いやすさを考えてモノを置く
私の場合
・荷造りがしやすいように、玄関にガムテープとハサミ、ヒモ、ペンネームをまとめて置いている
・出かける時、財布の中身を整理するので、靴箱に封筒や小銭入れを置いておく
「洋服ダンスだから、靴箱だから」と収納の名前にこだわらず、とにかく自分が使いやすいように置き場所を決める
そうすることで、取り出す/探す手間が省け、「もうやらなくていいか/めんどくさい」と億劫になったり、モヤモヤすることが減ると思う
整理は自分の生活を見つめ直すことにつながる
読む前は、「整理=しまうことでモノを見えないようにすること」と考えていた
しかし、整理の本質は「自らの生活に合ったモノを持ち、過ごしやすくするために/趣味や目標に向けて動きやすくするためにモノの配置を考えることで、ご機嫌よく生活できるようにすること」だと、整理への理解が深まった
整理って奥深い
そして、「整理」への考え方を変えてくれる上に、整理のコツが簡単なもの〜習慣を変えられるようなものまで具体的にのっているので、読んでいる最中に手を動かしたくなってしまった
整理に興味がある人はもちろん、ない人/苦手な人は「整理ってすごい」ってなると思うので、機会があれば読んでみてほしい
ては、また