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加藤のファミリーヒストリー16 町田の夏休み

私が町田へ引っ越したことで、従兄弟の真史とは同級生になり、毎日お互いの家を行ったり来たりしながらよく遊んでいました。そして夏休みになると土浦から登美子一家が訪れ、尚文、登美子、君枝の家族は子供達の年齢が近いこともあって町田に集合しました。

まだ自然あふれる野原ばかりの小さな地域だったので、近所の人も一緒に近くの広場で父の指導によるフォークダンス会もありました。
教師だった父は本番前に庭でステップの練習。大人も子供も一緒になってフォークダンス!
かつて平井の家に友人が集まってカルタ会をした時のように加藤ファミリーは賑やかに人を集めて楽しむ遺伝子を発揮していました。
それにしても尚文伯父はパンツ一枚にタオルの鉢巻きとは、およそフォークダンスの装いではないところがまた彼らしい。

兄弟新聞の登美子の記事を見ても、どんなに楽しかったのかわかります。
私もこの頃従兄弟たちと過ごした夏休みは楽しかったです。


夏休み行事 登美子

8月16日は子供達の待ちに待った町田行きの日です。

大好きな君枝一家と真紀ちゃんが200~300mの近くにいるというのだから嬉しくないわけがありません

兄貴に駅まで車で迎えに来てもらい、ついてすぐの昼食は3家族のおにぎりパーティ。

子供達は2軒の家をあっちへ行ったり、こっちへ行ったり、駆けまわっています。

夕食も大パーティで兄貴もテーブルを一つ一つ新しく用意するほど。

夜は陽子、有紀が君枝の家、あとの3人は兄貴の方へ分宿。あくる日は、君枝ご自慢の大きなボイラーでの朝風呂。3家族と、飛び入りの娘さんも含めてフォークダンス大会(ジョージさん指導)と、兄貴真史ちゃん真紀ちゃんの拳闘の試合見物と賑やかで楽しい2日間でした

(1969年8、9月号)

ステップの練習
ご近所の方も一緒に
なぜかボクシングが始まりました

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