若者に学べ!若者よ学べ!2

新たな展開が

なんとか、若者だけの合唱にしたい。
いろいろ思いを巡らせているときに、音大の教授をしている親友のある投稿を見つけました。
「ミュージカルの授業の発表会があります」
え?ミュージカルの授業!
最近の音楽大学はミュージカルに力を入れているところが多いようです。
今回私の音楽祭ではミュージカルの抜粋の公演も予定しています。
早速、親友に発表会を見にいくと伝えると、そこで私の合唱団の募集を生徒さんたちに呼びかけてくれることになりました。

ミュージカルの授業を受講している生徒さんは60人の大人数。最近のミュージカル人気を感じます。
まだ声楽もダンスもしっかりと訓練されているわけではありませんが、楽しそうに、嬉しそうに演技する姿は若者ならではの純粋さと夢を感じます
これぞ60代にはない余白
発表が終わって、紹介され、今回の計画について説明
「ぜひ いらしてください」と頭を下げて帰宅すると、嬉しいことに早速参加してくれる生徒さんがいると連絡が来ました。
全部で8人,うち男声2名の音大生!
なんと心強い申し出でしょう。
私の計画はぐぐんと前に進みました。いや、正確には私の気持ちがぐぐんと励まされたことの方が大きかったのです。

コラボレーションの意味

夏休みが終わって、音楽祭の練習が始まりました。

還暦合唱団にはまず私の生徒4名の若いメンバーが、そしてさらに8人の音大生が加わりました。
なんとなくマンネリ化していた空気が、彼らが稽古場に入ってきたことで、一気に明るくなりました。

この子たちのおかげで私たちもアップロードできる。
驚いたことに、デジタル世代は紙の楽譜ではなくみんなタブレット持参して、タブレットを見ながら歌っています。
もし私が同世代の友人とばかり付き合っていたらこんな刺激はもらえなかったでしょう。

子育てが終わった世代の私たち、もう大きな仕事を終えた気でいるけれど、
それぞれの人生を振り返って、完璧な親はいるのか?完璧な教師、完璧な上司入るのか?

いるはずがありません。

絶対にみんな多かれ少なかれ失敗の思い出があるはずだし、子育てした後もいまだに後ろめたさを感じている人だっているはず
私たちは、もう一度子育てをやり直すことも、新人に戻ることもできないけれど、過ぎてきた人生の良かったこと辛かったことを彼らに伝えることができる

若い世代から見れば、自分たちがこれから歩んでいいく未来への不安がどんなものなのか?その例をいっぱい持っている先輩がここにいます。
おまわりさんも、教師も、役者も、会社員もさまざまな仕事をしてきた人たちの経験は若者の未来に何らかの道を表すことができるかもしれない

違う世代が一緒に何かする
そこには新たな何かが生まれる

そう、ここは頑張ってみよう。
違う世代をコラボしてこそ新しい希望が生まれるから

それが 俺の音楽祭


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