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【Japan Naviの地方創生支援事例】大分県大分市シンガポールでの試食会

こんにちは!Japan Navi広報部です😊

弊社は大分市と共同で、「マーケットイン型商品販路開拓挑戦事業」ニーズ調査及び事業検討を目的として、2024年2月28日にシンガポールで大分の特産品の試食会を実施しました。

今回はプロジェクトを担当した鄭さんに具体的な取り組みと成果についてインタビューをしました。

鄭さんの過去のnoteはこちら

本件に関わった大分市役所の職員の方々へのインタビュー記事はこちら


大分県大分市試食会について

賑わう試食会場の様子

大分市の試食会では、実際に大分から48品目の食品を持ってきていただきました。シンガポールにある九州系の居酒屋「鶏金」さんで開催されました。この試食会には、サプライヤー、現地の日本人レストランオーナー、ローカルレストランの方、スーパーの関係者などをご招待しました。

試食会の目的としては、大分の食品を知ってもらうことが一番の狙いでした。このため、試食会を開催し、認知度を高めることを目指しました。
48品目の食品については、元々たくさんのリストがあり、その中から選びました。選ぶ基準としては

  • 大分の特徴がしっかりと表れているか

  • 海外進出に興味があるか

  • 予算が合っているか

などを考慮。結果として多くの方に大分市の味をPRすることができました!

参加者の人数を教えていただけますか?

試食会には、シンガポールでのメディア企業としての影響力を活かし、18社の企業と3組のインフルエンサーに参加していただき、現地の意見を集めることができました。ご参加くださった皆様ありがとうございました!

試食会では、柚子胡椒や調味料系の食品が多く、これに合う食べ物を「鶏金」さんに手配していただきました。九州の甘い醤油など、他とは違う特徴を持つ食品をPRすることができました。

このプロジェクトでの業務内容を教えてください

来場者の方に説明する鄭さん

私が担当したのは、事前準備やサポート役としての業務でした。具体的には、当日の会場のセッティングや、当日の司会などが含まれていました。

また、事前には週1回程度のミーティングを開催し、どの商品を選んで持っていくかについて意見を出しました。大分出身であることを活かし、地域の特性に基づいた提案を行いました。商品提供に関しては、無料での提供をお願いするために、私の大分での経験や思い出を話し、サプライヤーとの関係を築く努力をしました。

当日は、司会も担当しました。メインの司会は榊原さんが前半を担当し、私は後半を担当しました。事前の準備では主に商品の選定に関わり、地域の特性を活かしてサポートを行いました。

大分トークでは具体的にどのような話をされたんですか?

実は、母方の実家が焼肉屋で、昔は豚を飼っていたんです。その時、近所の酒造から酒粕を集めて豚の餌にしていたんですよ。このエピソードが地元のお酒の取り扱いがある会社に受けたりしました。
このように、大分に関連するエピソードを交えながら、プロジェクトに貢献しました。

酒粕って、餌になるんですね!なんだか芳醇なお肉になりそうです😊

大変だったことは何ですか?

試食会の準備には多くの品目が含まれており、当日はその多さに不安を感じながらの準備となりました。
特に、料理を順番に運ぶ手配はしていたものの、調味料のつけ方のタイミングに悩まされました。例えば、柚子胡椒や醤油の使用タイミングがあり、鳥の水炊きなども提供する中で、どの調味料をどのタイミングで使うべきかが混乱してしまい、結果として説明がうまくいかないこともありました。そのため、食べてもらいながらの説明は混乱してしまいましたが、なんとか味わってもらうことはできました!

また、会場でのヒアリングも難しかったです。参加者が何を食べているかをしっかり把握しながらヒアリングを行う必要があり、食べ物を注視しながら話を進めるのが大変でした。食べてもらうことを促しつつ、ヒアリングもしなければならず、その調整が難しかったです。

調味料以外にも大分の特産品をご紹介

今回の試食会は品数が過去最高だったんですね。

はい。想定外の品数になってしまい、動線が少しぐちゃっとしてしまいましたが、その場で臨機応変に対応し、榊原さんと相談しながら調整し、なんとか回すことができました。

このプロジェクトを通じて感じたやりがいを教えてください


私がJapan Naviに入社した背景として地方の国際化に強く共感した点が挙げられます。私は大分で過ごしてきたので、地方の少子高齢化といった課題を解決するには、海外とのつながりが重要だと考えていました。

今回、初めて大分市のプロジェクトに関わって、シンガポールで子供の頃から見慣れた調味料を広めることができたのは、とても嬉しい経験でした。

鄭さんに馴染みのある調味料を紹介した際は、みなさんどのような反応でしたか?

大分のサプライヤーの方から「こういう会を待ち望んでいました」と言っていただき、とても嬉しかったです。また、ローカルの方々にどの調味料が美味しかったかを聞いたところ、期待通りの反応が返ってきました。

シンガポールの方々は辛いものが好きなので、柚子胡椒が好まれるのではないかと思っていました。実際に「スパイシーで美味しい」という評価をいただけて、予想が当たって嬉しかったです。

試食会プロジェクトメンバーと。一番右が鄭さん。

今後の目標

私が目指しているのは、定期的に輸出できる商品を見つけることです。試食会で興味を持ってくださったバイヤーさんを選定して、大分に招待できたらいいなと考えています。そして、大分の魅力を十分に伝えていきたいです。

ところで鄭さんおすすめの大分の調味料って何ですか?

柚子胡椒やニラ醤油などの調味料がありますが、特にニラ醤油は大分県の新しい特産品で、ニラの生産量が多い地域ならではの注目商品です。
以前、ニラ醤油を作る社長さんと話し、海外進出に興味があることを知りました。ニラ醤油はご飯や卵かけご飯、鶏の水炊きなど、さまざまな料理に使える万能調味料です。

このニラ醤油は、大分の富士甚の醤油を使用し、ニラもJA大分から仕入れています。もともとは辛麺店から派生した商品であり、その背景にも興味深いストーリーがあります。

今後も定期的な輸出の販路拡大に向けて、お手伝いできるように努めていきたいと考えています!

鄭さん、お忙しい中インタビューにお答えいただきましてどうもありがとうございました!
私は福岡在住ですが、大分の「YUZUSUKO(ゆずすこ)」をお土産で利用したことはありますが、ニラ醤油のことは知らなかったので、ぜひ試してみたいなあと思いました!
今後もJapan Naviの地方創生についてのインタビューをご紹介したいと思いますので、お楽しみに😊

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