「死ぬまで働く。」
「死ぬまで働く。」(池田きぬ すばる舎)
https://www.subarusya.jp/book/b592161.html
戦前から看護婦、保健婦として活躍し、75歳のとき三重県最高年齢でケアマネジャー試験に合格。88歳でサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の「いちしの里」に勤務、97歳の今も現役で働き続ける著者による本。働くことを前向きにとらえる著者の姿勢に、本当に頭が下がる。お世話する入居者は、ほとんどが著者より年下だそうである。
「私たち年寄りは若い人をサポートするのが役目」(43ページ)、
「年だからと甘えてはあかんですね」(50ページ)、
「人間関係を円滑にする、小さくて大きな5つの知恵」として
(1)あとわる言葉にならないようにする(初めに悪い部分を言って最後に褒める)
(2)言葉には出てこない相手の気持ちを考える
(3)プライベートなことは言わない、聞かない
(4)どんな職場にも良い部分がある
(5)お手紙を書きます(電話より手紙)(147-154ページ)、
福澤心訓についても紹介していた(163ページ)。
こんな本を読むと、自分ももっともっとがんばらなくてはと思う。