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「「ありがとう」の教科書」

「「ありがとう」の教科書」(武田双雲 すばる舎)
書道家の著者による、感謝の気持ちを持ち続けることの大切さを説く本。誰でも大切だとはわかっているが、改めてそれを思い出させてくれるいい本である。たまたま著者の記事を見つけた。

「自分に感謝をする」ことです。
1日1回でもいいので、鏡に映った自分に手を合わせながら「ありがとう」と言うこと。(38ページ)

そこで、自分のおこないと思考がブレないために、「これだけは守る」というひとつの軸をつくろうと決めました。
そのとき、思いついたのが「楽人間になる」というものでした。もともと「楽」という漢字のフォルムが好きだったこともあり、「自分は楽しむ人、楽しませる人、楽をする人、楽をさせる人」と、自分の立場を決めたのです。(46-47ページ)

リアクションが良い人を探し、その人にひたすら感謝をするという方法です。(59ページ)

「許せない人」を思考で追わない
許すことはできなくても、その人のことを「思う時間を減らす」ことはできます。嫌な人のことを考えるのは、時間とエネルギーの無駄です。好きなことをして、楽しいことで自分を満たすほうがよっぽどいいです。(64-65ページ)

人と比較しよう
人と比較することは一概に悪いとは思いません。比較しないと、気づけないことがたくさんあるからです。
劣等感や優越感を抱く比較は、する必要がありません。
もっとも良いのは、相手との違いを「素晴らしい」と思えることです。
比較することでわかる相手との差異に感謝できたら、人間関係の悩みはすべて消えます。(75-76ページ)

自分を満たすために、もっとも有効なのが「感動体験」です。
そういう人は、「今までやったことのない体験」をしましょう。(94-95ページ)

わたしは、仕事などで帰りが遅くなった日や、深夜まで仕事をするときは、
寝る前に妻と子どもの寝顔に手を合わせます。手を合わせることで、「生まれてきてくれてありがとう」「元気でいてくれてありがとう」「わたしと出会ってくれてありがとう」という気持ちになります。(103ページ)

「ていねい」は、「ありがとう」に気づくスイッチ(110ページ)

「感謝日記」を書く(118ページ)

感謝で寝れば、感謝で目が覚める(131ページ)

あなたの願望は、すでに叶っている
誰もがすでに、たくさんの願いを叶えることができています。(144-145ページ)

つまり先人たちは、未来を先取りして感謝してしまうことが、現在を変えることになると知っていたのです。これを「予祝」と呼ぶそうです。不満や愚痴があふれたときこそ、未来に感謝しましょう。(157ページ)

わたしたちは少し、急ぎすぎているのかもしれない(161ページ)

自己肯定感を上げるのは、他人の評価ではありません。
自分で自分を認めてあげること。
それが自己肯定感を上げる近道です。
自分を認めてあげるためには、「わたしはすでに素晴らしい世界にいて、幸せな環境で生かされている」ということに気づくことです。(180-181ページ)

すべてはあなたの心次第
感情と言葉、行動は一体であり、それが起きている現象と人生に直結します。
あなたが忙しいと思えば忙しいことが起こり、忙しい人生がつくられます。
あなたが幸せだと思えば、幸せなことが起こり、幸せな人生がつくられます。(194-195ページ)

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