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「通訳者・翻訳者になる本2024」

「通訳者・翻訳者になる本2024」(イカロス出版)

季刊誌「通訳・翻訳ジャーナル」の別冊で、通訳・翻訳の仕事の詳細を説明している本。以下のサイトに関連情報が載っている。

通訳では会議通訳がトップレベルで、その他にも放送通訳、司法通訳、通訳ガイドコミュニティ通訳、出版翻訳、映像翻訳、産業翻訳などいろいろあると知って、勉強になった。また定年後に通訳案内士に合格した人のインタビューなども載っていた。ただ、字幕翻訳家の戸田奈津子さんのインタビューも含め、登場してくる人がすごい人ばかりで、本文中でも「通訳者・翻訳者にとって英語力とは?」への回答が「必要条件にすぎない」「あくまでもスタートライン」(23ページ)とあって、その英語力も英検1級やTOEIC900点くらいが求められているようで、まだまだ道は遠いと感じた。通訳・翻訳スクールの紹介や、通訳案内士の模擬試験、辞書・参考書情報、さらには通訳・翻訳エージェントのリストも載っていて、本当に盛りだくさんの内容だった。

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