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セカンドキャリア働き方発見フェア (6/10(土) 東京・東銀座)に行ってきた

「セカンドキャリア働き方発見フェア」 (6/10(土) 東京・東銀座)に行ってきた。主催は朝日新聞とマイナビである。

以前にも似たようなイベントがあった。

  • 2022年3月25日(金)-26日(土)「50代からの働き方発見EXPO2022」(東京・浜松町)

  • 2023年3月4日(土)「セカンドキャリア働き方発見フェア」(東京・新宿)

  • 2023年6月10日(土)「セカンドキャリア働き方発見フェア」 (東京・東銀座)

会場の歌舞伎座タワーは、東京メトロ東銀座駅直結で便利なのだが、7階で別のエレベータに乗り換えないと会場の23階に行けなくて、それがややわかりにくかった。10時半からと書いてあったが、10時過ぎに普通に入れた。受付でアマゾンギフトカードがもらえるという紙と、リップクリームをもらった。

会場に「脳活性度定期検査コーナー」というのがあって、個人的にはそれが面白そうで、まず一番にやってみた。要するにタブレットで気軽にできる知能テストのようなもので、「数字の記憶」「言葉の記憶」「空間把握」「記憶と計算」「変化推理」の5つのジャンルがあり、一番最初のものをやった。最初のページで3桁の数字(例えば831)が出てきてそれを記憶して、次のページでその数字を入力するのだが、上の位から入力させる場合(831)と、下の位から入力させる場合(138)がランダムに出てきて、下の位からの場合は少し頭を使う。だんだん数字が4桁、5桁、6桁と長くなって、しんどくなってきたところで終わった。あなたの脳年齢は25歳と結果が出て、ちょっとうれしかった。要するに以下の有料サービスの宣伝なのだが、高齢者を雇用する前に、認知能力をチェックするためのサービスなのであろう。

予約の時は満席だった経済コラムニストの大江英樹さんの講演が、予約なしでも聞けそうだったので、せっかくなので拝聴した。大江さんの講演を聞くのはたぶん3度目くらいだが、何度聞いても元気になる話で良かった。職探しとなると何となく前のめりになってしまいがちだが、「自分の主義主張に反する仕事は断る」「信用が大切」「Give First」など、正しい姿勢で、まず周りに対して貢献しようとする姿勢が大事なのだと改めて認識した。会場の席は少し空きがあり、もったいない感じがした。来場者にリップクリームを配るくらいなので、女性を対象としたイベントなのだろうと思っていたが、来場者の7割くらいは男性だった。

あとは、出展企業のブースを少し眺めた。ドライバー、警備員、介護、清掃などの募集が多かったが、日本語教師や、専門学校教員(IT系)を募集しているブースがあって、ちょっと話を聞いた。こういう会社が高齢者を募集しているんだとわかったことは収穫であった。

来場者にいろいろ配ったりして、一等地を借りてイベントをするのだから、イベントとしてはおそらく黒字ではないだろうと思われる。ただ高齢化社会を迎えて、このようなイベントのニーズがあるのかどうか、主催者も(来場者も)手探りをしているのだろうと思う。

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