石嶋ユウ

「誰かの心を動かす言葉を綴りたい」そう願って物語を作りはじめた創作家。よろしくお願いします。

石嶋ユウ

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マガジン

  • 文学フリマ関連

    文学フリマ関連の記事をまとめたマガジンとなります。

  • 魔法免許

    魔法が日常に在る世界で……。 由美は魔法を使う仕事に就くのに必要な魔法免許を取るために勉強している。そんなある日、今の夢を持つきっかけをくれた作家が亡くなってしまい、彼女はショックを受ける。(表題作) その他にも、目の前の命を救えなかった医師の苦悩、マジシャン生命を絶たれたマジシャンの再起など、同じ世界の中で生きる人々を通して、日常と喪失、少しの救いを描いた連作短編集。 (他のサイトでも公開中です。ご了承ください)

  • 孔雀とナイフとヒエラルキー

    長編小説『孔雀とナイフとヒエラルキー』の連載をまとめたマガジンとなります。 あらすじ この物語を誰かの青春に捧げる。 女子高生、佐野由香里は同級生たちと過ごす‘当たり前の日々‘に違和感を抱えて過ごしていた。そんな中、学年の中心人物である石崎友美から忌み嫌われているクラスメイト、倉持咲が由香里に近づいてきた。 咲との距離が近づくにつれ、由香里の中で友美と咲の現状を変えなくてはという思いが芽生え始める。  そんな時、咲は血のついたナイフを由香里に突きつけた。 なぜ、咲は血のついたナイフを持ち、由香里に向けたのか? 咲にナイフを向けられたまま、由香里は彼女と共に逃避行をすることになる……。  この世界で生きる理由とは何か。 (小説家になろう、ノベルアッププラス、ステキブンゲイ他でも公開しています。ご了承ください。)

  • 思考の記録

    何気なく考えたことを綴った記事たちをまとめた物です。

  • 小説作品

    石嶋ユウがnoteで書いてきた作品をまとめてあります。

最近の記事

2024/12/1(日)文学フリマ東京39に出店します

 ご無沙汰しております、石嶋です。  いよいよ今年も11月に入り2025年が近づいてきてしまいました。そんな中、来月12/1(日)に文学フリマ東京39が開催されますね。ということで、私は今回の文学フリマ東京にも出店いたします。  当記事は今回の出店に当たっての思いとブース情報、お品書きについて書いてあります。 今回の出店に当たって 今回の出店は昨年11月に開催が発表されてから出ることを決めていました。会場が前回までの東京流通センターから東京ビックサイトに変更になるという、文

    • 創作大賞2024、お疲れ様でした

       石嶋です。遅くなりましたが、note創作大賞2024、参加された皆様お疲れ様でした。  私も過去作を2作応募したのでどういう結果になるのか気になっています。  応募期間は終了しましたが、7/31までは読者応援期間なので、どんな作品を応募したのかを書いておきますね。 『孔雀とナイフとヒエラルキー』(ミステリー部門応募作、全12話)  ミステリー部門への応募作品です。10万字くらいの長編です。  由香里と咲という少女2人が崖の上に立っていて、咲は血のついたナイフを持ってい

      • 『魔法免許』 第4話 魔法道具店(前半部分)

        「いらっしゃいませ」  この店には、大きな悩みを抱えたお客さんたちがやってくる。 「すみません、トマトを短時間で成熟させるための道具はありませんか?」  例えば、こんなお客さん。グレーのスーツにかっちりとした髪型。手には白い粉がついている。おそらく学校の先生だろう。授業か何かで使うのかもしれない。私はこの店の品物リストをさっと眺める。 「ありますよ。植物を急速成長させる魔術を込めた薬品です。強力ですよ。一滴垂らすだけで成熟期にまで成長させることができます」  私はカウンター

        • ちょっとした分岐点

           2024年4月の初め、今年9月に上井草で上演予定の朗読劇「春夏秋冬 #4」で朗読される作品を一般公募することが発表された。  主催する朗読団体、ある日の役者たちの自主練(以後、ある自と呼ぶ)の方々とは普段からお世話になっていたり、3月末に朗読劇「春夏秋冬 #1」を観劇していたので、すぐに応募しようとそれ用の企画を考えた。  募集に当たってのお題は「そら」。そもそも、朗読劇「春夏秋冬」は今年3月から11月にかけて隔月で、5回に渡って公演をしていくという企画。募集がかかった

        マガジン

        • 文学フリマ関連
          13本
        • 魔法免許
          4本
        • 孔雀とナイフとヒエラルキー
          12本
        • 思考の記録
          14本
        • 小説作品
          14本
        • 「ちくま800字文学賞」応募作品集
          5本

        記事

          『魔法免許』 第3話 魔法使い

           名声というのは突如として失われることがある。私の身にもそれは突然起こった。    冬のある日、マジシャンとして成功を収めていた私はマジックショーに呼ばれていた。 「藤原さん、本日はよろしくお願いします」 「よろしくお願いします」  スタッフから挨拶されたので私は返事をした。 「すみません。これのセッティングはこんな感じで大丈夫ですか?」  今度は違うスタッフが機材の配置を尋ねてきた。スタッフは機材の配置メモを手に持っている。私はメモを手に取って目を通す。私はその時、他の準備

          『魔法免許』 第3話 魔法使い

          『魔法免許』 第2話 救済魔術

           病院の廊下を大急ぎで走る救命医たちと担架に担がれている重傷の患者。 「すみません、道を開けてください! 急いでます、道を開けてください!」  救命医の足立咲也は叫びながら疾走している。 「このままでは死んでしまう。急がないと!」 「直ぐそこの処置室へ! 急ぐぞ!」    手術室へと急いで入る一団。直ちに患者には様々な機器が取り付けられ、 脈などの測定が始まった。だが、手術室に入ってから数分後に心肺停止を知らせるブザー音が手術室に響き渡った。その場に居た全員が絶句した。咲也は

          『魔法免許』 第2話 救済魔術

          『魔法免許』 第1話 魔法免許

          全体あらすじ本文 スマートフォンのアラームが鳴り、直後に少しだけスマホが浮いた。そして、持ち主の手元へと宙に浮きながら進む。持ち主である松永由美は手元にスマホが届くとスマホのアラームを止めて、まだ続く眠気と戦いながら自室からリビングへと移動する。 「おはよう、由美」 「……おはよう」  彼女の母が挨拶をする。眠そうに由美は返事をした。由美は母が用意してくれた目玉焼き入りのトーストとコーヒーをいただきながら、朝のニュースを見る。これが彼女の普段の朝である。ニュースを見ていると

          『魔法免許』 第1話 魔法免許

          文学フリマ東京38、明日。

           石嶋です。  いよいよ文学フリマ東京38の開催が明日に迫りました。当記事は、明日への抱負みたいなものを話せればと思います。  出店の詳細はこれまでの記事をご覧ください。  今回で文学フリマ東京に行くのは、立場関係無しでカウントして6度目となります。2021年11月の回にお客さん側で行ったのが、最初でした。そこから毎回何らかの立場で行っていましたが、もう6度目かと思うと改めて感慨深くなります。これまでずっと東京流通センター開催だったので、回を経るにつれて会場へのアクセスに

          文学フリマ東京38、明日。

          文学フリマ東京38に関する記録

           石嶋です。  今回は5/19(日)開催の文学フリマ東京38に関するあれこれを書いていこうかと思います。  まず、4月末に今回販売する作品たちが印刷所様から納品されました。当時の様子は添付の写真のような感じです。  届いた束の中から一冊出して写したのがこちら。  こんな感じでした。  製本をお願いしたのは、前回に引き続きちょ古っ都製本工房様。  いつも素敵な仕上がりにしてくださり、ありがとうございます。  今回の新刊『銀河オーバードライブ』については紙や表紙などをい

          文学フリマ東京38に関する記録

          創作大賞2024に応募します(‘24/5/30追記)

           石嶋です。  この度、note主催の「創作大賞2024」に応募します。  ひとまず、今の自分の状態で新作は難しそうだなと思ったので、既存作である『孔雀とナイフとヒエラルキー』をミステリー小説部門で応募しました。  こちらは完結済みで約10万文字の長編作品となります。 2024/5/30追記  ファンタジー小説部門に既存作『魔法免許』を応募しました。  こちらの作品は今のままだと字数が足りないので、新規エピソードを追加しようと考えています。  作品たちが少しでも誰か

          創作大賞2024に応募します(‘24/5/30追記)

          5/19開催文学フリマ東京38お品書き(5/13情報更新)

           石嶋です。  5/19(日)、東京流通センターにて開催の文学フリマ東京38に出店させていただきます。第一報については下記の記事をご覧ください。  当記事ではブース情報に加え、当日に販売する作品のご紹介をさせて頂きます。今回の出店では新刊1冊、既刊1冊を販売する予定です。また、別ブースより寄稿したアンソロジー1冊が販売されます。 イベント情報イベント名: 文学フリマ東京38 開催日: 2024年5月19日(日) 時間: 12:00〜17:00 入場料: 1000円(税込)

          5/19開催文学フリマ東京38お品書き(5/13情報更新)

          5/19(日)文学フリマ東京38に出店いたします

           ご無沙汰しています、石嶋です。 昨年11月の文学フリマ東京37では、大変お世話になりました。前回はおかげさまで、用意した部数全てを売ることができました。  さて、5/19の文学フリマ東京38まで今日2024年3月19日で丁度あと2ヶ月ですね。ということで、前回に引き続きOver Drive Studioというブースで出店予定である事をお伝えします。 イベント情報イベント名: 文学フリマ東京38 開催日: 2024年5月19日(日) 時間: 12:00〜17:00 入場料

          5/19(日)文学フリマ東京38に出店いたします

          文学フリマ東京37で出店して

           2023年11月11日(土)、東京流通センターにて文学フリマ東京37が開催された。  今回私は「Over Drive Studio」というブース名で出店した。これまで知り合いの方のサークルから呼ばれて参加・出品したことがあったが、単独での出店はこれが初となった。  今回の出店では、新刊1冊とサークル参加時に書いた既刊2冊を計55部用意した。また、事前に取り置きを行ったところ11部の取り置き希望があったので、当日販売分は実質44部となっている。  約1ヶ月かけて事前に在

          文学フリマ東京37で出店して

          明日は文学フリマ東京37

           いよいよ明日11/11(土)は文学フリマ東京37が開催されますね。今回もかなりの規模感で開催されるので、どうなるのか楽しみです。欲しい本たちが買えると良いなと思っています。  1ヶ月前に出店する旨をアナウンスしてからあれよあれよという間に開催です。月日は早いですね。  今までサークルに混じって参加することはあったのですが、個人でブースを出すのは初めてとなるので、楽しみ反面不安なところもあります。ただ、あまり不安になっていてもしょうがないので、できるだけ不安がらずにやって

          明日は文学フリマ東京37

          文学フリマ東京37いよいよ明後日開催!い-63「Over Drive Studio」では取り置きを明日まで受付中です! よろしくお願いします! 文学フリマ東京37【入場無料】 2023/11/11(土) 12:00〜17:00 ・会場: 東京流通センター 第一展示場・第二展示場

          文学フリマ東京37いよいよ明後日開催!い-63「Over Drive Studio」では取り置きを明日まで受付中です! よろしくお願いします! 文学フリマ東京37【入場無料】 2023/11/11(土) 12:00〜17:00 ・会場: 東京流通センター 第一展示場・第二展示場

          文学フリマ東京37まであと3日!第二展示場い-63「Over Drive Studio」でお待ちしています。よろしくお願いします! 【入場無料】 11/11(土) 12:00〜17:00 ・会場: 東京流通センター ・詳細: bunfree.net/event/tokyo37/ 

          文学フリマ東京37まであと3日!第二展示場い-63「Over Drive Studio」でお待ちしています。よろしくお願いします! 【入場無料】 11/11(土) 12:00〜17:00 ・会場: 東京流通センター ・詳細: bunfree.net/event/tokyo37/