コンプライアンス~「攻めの戦略」~
不祥事が起こらないようにとの「守りの姿勢」から、「コンプライアンス(法令遵守)」が重要とは誰にでも言えます。しかし、「コンプライアンス」は「攻めの行動」になり得ます。
ルールを守ってさえいれば、正々堂々と市場での「勝負」に全力を注げます。余計な心配をする必要がなくなるので、商品開発や顧客サービスにエネルギー/時間を注げるようになります。
逆に「超過勤務が横行している会社」や「ハラスメント=嫌がらせが頻発している」陰湿な会社はいつかは必ず市場から駆逐されます。又そういう会社ほど無味乾燥な行動指針を作ったり、一方通行のコンプライアンス研修をしがちです。
経営者は組織全体のエネルギーの総量を最大化し、競争力を強化する為に「攻めの戦略」として「コンプライアンス!」と大号令をかけて欲しいものです。