『笑うから幸せになるのだ』
中学の時登校中、学校までの道を白鉢巻きをして、上半身裸で手に大きな旗を持ち、走りながら、満面に笑みを浮かべて「おはよう!おはよう!」大声で挨拶してくれる、(ちょっと変わった年配の)男性がいました。雨が降っても風が強くても毎日「遭遇」しました。
この人は学校の近所に「笑いの道場」を主宰していて、その様子を覗いた同級生によると、大勢の人が車座になって「大声で笑う練習」をしていたとのことでした。
「笑う門には福がくる」という諺があります。きっとそれを実践していたのですね。「人は幸せなので笑うのではなく、笑うから幸せになるのだ」とはフランスの高名な思想家の言葉だそうです。
ビジネスにもヒントになるような気がします。
出来るだけ意識して笑う〜時にはわざとでもいいので、もっと皆んなで笑って仕事をすれば仕事の効率も上がり、職場の人間関係からくるモヤモヤした悩みも減るかもしれません。
社員が微笑みながら楽しそうに仕事をしているところには、お客さんも含めて人が集まる可能性が高い。
同じ課題に直面していても、「笑いながらリラックスして」且つ「真面目に」解決策を話し合っている企業と「ただ肩に力を入れて」生真面目に会議をしているところとでは、長い目で見ると業績に雲泥の差がつくのではないでしょうか。