私が自己肯定感を失ったきっかけ:親の離婚と夢の喪失
こんにちは、愛され美人研究所を運営しているトランスフォームコーチのレナです。
今日は、私が自己肯定感を大きく失ったきっかけとなった「親の離婚」と、その時に感じた苦しみについてお話ししたいと思います。
同じような経験をされた方や、心の中で傷を抱えている方がこの記事を読んで少しでも「自分だけじゃない」と感じていただけたら幸いです。
10代の頃の家庭環境:崩れないと思っていた「仮面の平和」
私の家は、10代の頃から両親が家庭内別居の状態でした。
両親揃って一緒に食事をすることはなく、まるで母子家庭のような状況で、家にいても落ち着かない日々が続いていました。
家族としての形だけは保たれていましたが、私にとって「安心できる場所」とはとても言えない家庭環境でした。
それでも、私は「このまま大きな変化はないだろう」と思い込んでいました。両親は離婚しないまま、なんとか家族を維持していくのだろうと信じていたのです。
短大時代の突然の宣告:夢を諦めざるを得なかった日
そんな私の考えが大きく覆されたのは、短大生の時のことでした。
私はずっと「留学すること」を夢見ており、日々英語の勉強に励んでいました。
私の中では、それが当たり前であり、当然の未来だと信じていました。
しかし、そんな矢先、母から突然こう告げられたのです。
「離婚するから、留学するお金なんてない。だから、就職してほしい。」
その言葉を聞いた瞬間、胸が締め付けられるような思いになりました。
私が当たり前のように信じていた未来が、突然目の前から消え去ったのです。
結局、私は留学を諦め、都銀行への就職を決めました。そして、就職が決まると同時に両親は正式に離婚しました。
夢を失い、居場所を失った私
留学を諦めることで、自分の未来が閉ざされたように感じ、心の中には大きな喪失感が広がりました。
また、家庭という「安心できる場所」が崩壊し、自分がどこにも属せないような感覚に苛まれました。
「私は家族にも期待されないし、愛されていないのかもしれない。」
「私の夢は、家族の問題のせいで簡単に消されてしまうものだったんだ。」
そんな思いが心に深く刻まれ、次第に自分を否定する感情が強くなっていきました。
失ったものから学べたこと
今振り返ると、当時の私が感じた「自己肯定感の喪失」は、家族や夢に対する期待が大きかったからこそ起きたものでした。しかし、それらを失った後も、私は少しずつ新しい価値観を見つけ、自分を取り戻していきました。
この経験は確かに辛いものでしたが、そのおかげで「自分を見つめ直す時間」を持つことができたとも思います。そして今、私は過去の経験を活かして、同じような悩みを抱える女性たちをサポートする活動に力を注いでいます。
あなたへのメッセージ
家庭環境や人生の大きな変化に苦しむのは、決してあなただけではありません。
失ったものを嘆くのではなく、それを乗り越えた先に見える新しい可能性に目を向けていけるよう、一歩ずつ進んでいきましょう。
次回の記事では、私がどのように自己肯定感を取り戻していったのか、具体的なステップをご紹介したいと思います。ぜひ引き続き読んでいただけたら嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!