ここ2日間の私の頭の中
子供が見ていた動画で、突如懐かしい曲がBGMでかかっていた。
Tears for FearsのEverybody Wants to Rule the World。
私が初めてお目にかかったのは、小学生の頃だった。テレビでやっていたAmerican Music Awardsを見ていて、ときめいた。
前年の「つくば博」でもらった、カセットテープをつぶして(穴のところにセロテープを貼って・・・伝わるだろうか)、テレビ音声を受信できる赤いラジカセ(これも伝わるのだろうか)で、▶●ボタン2つ同時に押して(これも(以下略))録音した。私の記憶と、拍手のタイミングなども一致するのが、この動画だ。
それからそのカセットを何度も聞いた。それと、この頃はFENをよく聞いていたように思う。同じ声と再会したのは、Sowing The Seeds Of Loveだった。
いずれも、彼らの声が流れて消えていくのを見送っただけだった。
そして浪人生をしていたとき。運転免許は若くてまだいくらか暇なうちにとっておけと親に言われるがままに教習所に通った。教習所のロビーでこのCMが流れたのだった。
ああ、これこれ、歌っているの誰?今度こそ覚えるぞ。CMをずっと凝視していたら、右下に表示された。Tears for Fears。急いでノートに書き留めたように思う。それから、お金ためて、CDを買った。この頃、すでに彼らは解散状態にあり、私はCurtの声の方が好きだったので、Curtのソロ・アルバムを買った。
いまYouTubeにあがっている中でのお気に入りは、これだ。
ええわ〜。
いま、YouTubeで見たい放題、聴きたい放題。最近再結成したらしい。還暦過ぎで、まだ2人とも衰えを感じさせない。去年リリースされたというアルバムはとりあえずアマゾンの買い物かごに放り込んだ。
若かりしころはCurtにばかり注目していたけれど、Rolandの声もおそるべし。Curtが冬の声ならRolandは夏の声だな。