失敗談(アンガーマネジメントのきっかけ)
長男は小学校入学と同時にサッカーを始めました。
指導者にも恵まれ、とても良いチームだったのですが、半年くらい経ち、突然、「俺、野球やりたい」と言い出しました。
私は野球経験者であり、その大変さも知っていたのであまり気乗りはしなかったのですが、本人の強い希望で少年野球チームに入ることになりました。
長男は半年遅れての入部であり、今まで野球をやったことがなかったので、入部前に少しでも追いつけるように教えてあげました。
始めたばかりなので当然、取れない、投げれない、打てないです。
しばらくは我慢できましたが、なかなか上手くできない長男に厳しく指導したり、怒ったりしました。
これが良くありませんでした。
私は野球経験者なので、投げ方が悪く肘や肩を壊してしまった選手を何人も知っています。その不安もあり、凄く厳しく接してしまったと思います。
怒れば怒るほど長男は集中力は欠くし、それについてさらに怒るという悪循環でした。
せっかく自分からやりたい事を見つけたのにこれではまずいと思いネットで色々調べました。
そこで見つけたのがアンガーマネジメントです。
自分の怒りと向き合い無駄に怒らないようにすることが学べました。
これは子供に対してだけではなく、仕事でも普段の生活でも非常に役に立つ考えでした。
アンガーマネジメントファシリテーターの資格を取り、子供にも教えられるキッズインストラクターの資格や会社でも使えるハラスメント防止アドバイザーの資格も取りました。
怒りについて学ぶことにより、長男との接し方もだいぶ上手くできるようになりました。
そんな長男も今では低学年チームのエースになりました。
あの時の失敗で学ばなければ、今では長男は野球をやっていなかったかもしれません。
野球は楽しい→楽しいからもっとやりたくなる→やりたくなるから上手くなる→上手くなるから楽しい
この循環を大切にしたいですね。